日本オリーブ(株)が運営する、牛窓オリーブ園を訪れました。
オリーブ園は瀬戸内海を一望できる高台にあります。
眺望がすばらしかった。
昨今、全国で耕作放棄地の解消などにオリーブ栽培が取りざたされています。
日本オリーブ(株)は、昭和17年からオリーブ栽培に着手した国内の先達です。
オリーブの栽培や特徴、収穫について詳しいレクチャーを頂きました。
質疑の中心は大村市での栽培は適するのか、ということ。
気候の問題や費用対効果を考えれば「事業」としては難しいかもしれません。
そもそも国内で流通するオリーブオイルの99%が輸入品であり、国内生産はその希少価値に支えられているようです。
個人的な主観ですが、オリーブ栽培を収益事業とするのは困難ですが、まちづくり、として採用するのはアリかな、と感じました。
オリーブがもたらすイメージ、文化的な効果は金銭的価値で測れるものではないでしょう。
行政との係わりや支援は、一切無いとのこと。オリーブでまちづくりをやっている小豆島とは大違いですね。
日本でのオリーブ栽培はそもそも気候が適さず、高い技術が必要。そして行政の支援も無い。
それでも事業として長年、戦前から成り立っているのですから、日本オリーブ(株)の経営手腕の高さがうかがえます。
昭和天皇行幸の記念オリーブが立派に育っていました。
フォーマルな報告書は他の議員が担当します。