議論を巻き起こしたラボ・ラボ・コラボ・リサイクル大作戦。
総務委員会に付託された予算審査は5:1、賛成多数で原案可決となりました。
しかし、本会議にて事業中止を求める修正動議が提出される見込みです。
付託審議については地方自治法のおさらいも。
議事は複雑怪奇です。
エプソンが開発した世界初の水を使わないオフィス製紙機を2台購入(1台2,100万、一般発売は10月より)という事業ですが、事業効果を疑問視する意見が多数。
・フル稼働しても年間140万枚のリサイクル(市では年間1,265万枚を使用)
・ペーパーレス化に逆行する。
・一般発売されれば、多方面から視察に来る、という状況は難しい。
というような意見が。
しかし、ボトムアップ(職員発案)事業なので士気にもかかわる。やらせてみては、との声も。
事業費の50%を地方創生交付金で賄う、との説明でしたので、交付金の採択(県、国へのプレゼン次第)が受けられなければ、事業をストップせよ、という付帯決議を4:2で可決しました。
ただ付帯決議に強制力はありません。
交付金が受けられない、減額された等、様々なケースが考えられます。
それでも実行するのかどうか。
経済建設委員会でも競艇事業局予算案に修正案が。
こちらはデジタルアート集団チームラボの「光」のイベントが議論の的。
事業費は6,000万円。
6月から一か月、大村公園の一部で夜間にアートイベントを開催するというものです。
財源の一部が競艇企業局からの繰り入れ。
イベント効果に疑問、とした修正議案でしたが、薄氷の4:3にて否決されました。
年度最後の委員会審査ということで、定年退職者それぞれにスピーチを頂きました。
役所人生も十人十色、いろいろあるなあ…と。
これまで本当にお疲れ様でした。
22日本会議は嵐の予感です。