毎年、大学生のインターンシップを受け入れています。今回は
長崎県立大学 看護栄養学部 栄養健康学科1年 高浜鈴那さんのレポートです。
私が今回、この議員インターンシップに参加したことには強い動機があったわけではなく、ただぼんやりと参加を決めたというのが正直なところである。
しかし、インターンシップ期間は、自分の知らない世界を知ることの連続で、毎回多くの学びがあり、とても充実した時間であった。人生で初めて議会の傍聴を行い、自身の社会についての無知さに呆れるほどだったが、議員の熱意には目を見張るものがあった。
そんな中で、私が特に印象深かったのは育児休業の取得率についてである。
「育休」はニュースでもかなり取り上げられている言葉であるが、やはり男性において女性より取得率が少なすぎるというのは問題であると思う反面、仕方の無いことであると思ってしまう部分もある。
そうした考えが、男性の育児休業取得率がなかなか増加しない理由でもあるのだろうが、男女平等を目指す社会においてこの問題は切っても切り離せない問題であり、全国民で考えていかねばならないと強く思った。政治について、特段興味があるわけでもなかった私だが、国民の一員として政治に参加すべきであると心から思うようになったことは、今回の大きな収穫の一つであると言える。
他にも、このインターンシップ期間中の様々な活動の中で、人生における先輩方から貴重なお話を聞く機会が多くあった。
中でも、たけまつ保育園への訪問では、現場で働く栄養士の方々から直にお話を聞くことができ、管理栄養士を目指す私にとっては特に貴重な経験となった。
近年増加傾向にあるアレルギーを持つ子どもに対しての細かい対応や気配り、食育への工夫などを具体的に知り、大学での学業に対するモチベーションアップに繋がった。
また、将来の就職先を考える上でも、実際の雰囲気を肌で感じることが出来る機会を頂けたことは非常に有り難いことであり、今回のインターンシップに参加することが出来て切に良かったと思う。
今回の経験を踏まえ、私はこの限られた残りの大学生活の中で、色々な活動に積極的に参加していきたいと思うようになった。社会人として社会に出るまでに、より高みを目指して自分自身を成長させていきたいと思う。