満月の夜、母を施設に置いて

大村市在宅ケアセミナー20周年記念講演に出席してきました。

講師は詩人、児童文学作家の藤川幸之助先生。
演題は「支える側が支えられるとき~認知症の母が教えてくれたこと~」

2時間を超える講演でしたが素晴らしい講演でした。

20年以上にわたり認知症のお母様に寄り添った日々(ご存命です)
その介護を引き受けたお父様の話(心臓病でご逝去)
7年前に乳がんで無くした奥様のこと。

壮絶な激白だった。

介護を通した単なる美談ではない。
自身の醜さ、弱さ、脆さ、危さ、を吐露される。
それを救ってくれたのは認知症の症状が進む母。
変えたのは導き出された自分自身。

時折挟まれる詩の朗読。

涙もろいと言われればそれまでですが、私は泣きっぱなし。
祖母を介護した思い出が溢れてきて後悔の波に呑まれ、そして眼差しの言葉に救われました。

先生は全国を講演で飛び回っていらっしゃいます。
文章で伝えられる内容ではない。
是非機会を作って先生の講演を拝聴して頂きたいと思います。

生と死、そして家族のきずなについて深く深く考えさせられますし、私も家族に対して真摯でありたい、と強く思いました。

詩集二冊を買い求める。
久々に強権発動、弊社スタッフ全員必読、及び感想文提出の業務命令を出す。
どんな感想が返ってくるか楽しみです。

懇親会で名刺を頂く。
古いご縁があった事を思い出しました。

4年以上前になります。選挙に初挑戦した時のこと。
私はスターバックスの前で良く街頭演説をやっていました。

先生もスタバでよく仕事をしていたそうです。
たまたま共通の友人がおり、その折に名刺交換した事を思い出しました。

先生は長崎市内在住、またお話をお伺いしたいものです。

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