大村市・新人議員行政視察

新人議員を対象にした市内行政視察に参加してきました。

園田議員から4年前に開催された事を教えてもらいましたので、新人議員の皆さんに打診。
皆さん参加したいという事でスケジュール調整をさせて頂き、開催の運びになりました。

まずは子どもセンター。
写真は子ども用のトイレ。可愛いですね。

平成19年の機構改革で郵便局の元本局だった建物に開設されました。
市の子ども未来部に関わる様々な機能が集約されています。

交流スペースの年間利用者は12,000人。
小児夜間救急センター(19時~22時)は1日6~10人。風邪が流行りだすと倍になるとか。

なかでも気になったのは児童虐待相談窓口の話
昨年で388件の通報、内虐待認定が78件、児童相談所送致(親子隔離)が20件だとか。
悲しい現実ですね。

県内では大村だけが児童虐待専用緊急ダイヤルを開設しているそうです。
「何かおかしい」「心配だ」と感じた時はこちらにお電話を。

0957-54-5868(緊急の場合は110番へ)

正職員27名、20名はパート。正職員は移動があるのでパートさんの方が業務に詳しくなるそうです。
正職員1名分でパートさん3名が雇用できるとのこと。

行政のスリム化にはなります。しかし雇用創出の点から考えればどうなのか。
悩ましいところですね。

続いて最終処分場へ。

こちらは建設環境委員会でも視察しましたが、実際に埋め立て地点まで入ったのは初めてです。

清掃センターから運ばれてくる焼却灰と破砕された不燃物が埋め立てられます。
成分は安定しているので殆ど無臭。もうすぐ一杯になるそうで、隣りに拡張する予定です。

一杯になった地点は土を入れ公園になるそうですよ。

次は清掃センター。

ゴミの量は近年減少傾向にあるそう。内容についても変化しているとか。
生ごみが減って紙類が増えているそうで、あまり家庭で料理をしなくなっているのではないか、という話でした。民間の処分業者が増えた事も一因だとか、

特大UFOキャッチャーならぬゴミクレーン、かくはんしながら燃焼室へ。
やってみたいと思ったのは私だけではないはず(笑)。
ですが資格が必要なんだそうです。

「語る会」にて不燃物の分別についてご質問を頂いていましたが、しっかり説明を受けてきました。次回でお答えさせて頂きます。

続いて浄水管理センター

下水の処理施設ですが、大雨の際、雨水の放流コントロールも行っています。
そのおかげで浸水被害が無いんですね。

処理方法などの説明を受ける。汚水クイズには見事にひっかりました。

サッカーなどに使用されているグランドは高度処理施設の為の用地として確保されているそうです。
何時ごろ使えなくなるのかはまだ分からないという事でした。

最後は坂口浄水場。

萱瀬ダム、池田貯水池、葛城貯水池より1日19,600tの水が流れ込み、様々な浄水過程を経て市内ほぼ全域の水道水となります。

ちょっとセキュリティが脆弱かな、なんて思ってしまいました。
バイオテロは考えすぎでしょうか。

私は武部水源地のお隣に住んでいます。

なので水道のカルキが濃いのでは?なんて言われた事がありました。
現在は配水だけしているということで坂口浄水場から離れているのでむしろ薄くなっているのでは?ということでした。

長年の懸案事項が解決です(笑)

行政が担う公共インフラの社会化見学、改めて勉強になりました。
ご案内頂いた事務局&担当部局の皆さんありがとうございました。

日を改めてボート場の視察です。

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