平成23年9月議会閉会

九月定例会が閉会しました。

一般質問の他には平成22年度決算認定がメインだったかと。
所管委員会に分かれて審査するのですが、資料もかなりの分量。

私は建設環境委員会なんですが全くの門外漢といってもいい。
知らない事、分からない事だらけでしたが大変勉強になりました。

一人で決算の全てを網羅できるわけもなく、友好会派で所管外の質問を頼んだり頼まれたり。

最終の採決では初めて賛成討論を聞きました。
おそらく議決には影響が無いんでしょうがアピール上手いよなあ、と思ったり。
質疑での質問では委員長報告とダブってるよなあ、と思ったり。

私の質問について疑問な対応もありました(詳細は報告会にて)
12月議会でも粘り腰でやらせて頂こうと思います。

昼の議運では12月議会の日程など。

全員協議会はかなりボリュームがありました。
以下メモ

●米国カリフォルニア州サンカルロス市の意向による姉妹都市提携の希望の説明

英語圏の姉妹都市、市政70周年に合わせて7月に現地訪問、正式調印、ホームステイ、市民交流をやっていくとのこと。

個人的にはグローバル化する経済と新興国を睨んで東南アジア、シンガポールあたりが良いなあと思ってるんですが。

●市民交流プラザ基本計画の説明

平面図等が提出され具体的なイメージが。なので質問・疑問も集中砲火。

24年の9月着工、26年3月竣工、市営住宅26年5月入居&交流プラザオープンです。
事業費は12億円 内、国からの補助金は5.4憶。補助率45%です。

色々と質問が飛び交いましたが、意見が集中したのは駐車場。

市営住宅入居者分で16台以外はなんと、ゼロ。

150席の小ホール、子どもたちのレクレーションスペース等が整備された1日約100人の利用を見こんだ交流プラザの駐車場が、ゼロです。

説明はまずは良い箱モノを作りたい。その後に考えるという答弁。
建設的な議論になりません。なので批判的な意見が飛びます。

しかしこれって

「もっと予算つけて、土地買い上げて駐車場作らんばよね」

という議論誘導か?と穿ってしまいました。

その他、提案、要望、質問等

・絵本作家のコーナー等を

・託児所は?
→基本的に親子で利用、託児所はない。イベント開催時用の託児室である。

・セキュリティは?
→必ず受付を通るような形にしたい。

・交流プラザの1日の利用者は?
→マックス50人(アクティブな遊具、理想は30人、専門管理者を置く、2時間サイクルで回す)

・利用料は?
→有料。乳児は無料。子ども通貨制度。多様な料金制度を考えたい。地域通貨利用、ボランティアで貯めれるような制度。ウィンクカードと連携を視野。

・維持管理は?
→一部直営。子育て支援機能、国庫補助金、子育て支援ボランティアの配置
1~3F管理、NPOなどに運営委託。年間契約、数百万円で。

・小ホール150席は?
→椅子は固定。

・大市通りとの連携は?
→大市通りが壁を開ける、とのこと。此方も対応する東側入口を作り交流できるようにする。

・再開発側、裏通りの交通量が増える。市民会館前の交差点、事故が多い。信号機の設置が必要だ。整備計画は?
→現在未定。

・wifi設定は?ネット世代に不可欠
→200~300万で設置が出来そう、前向きに。

・開館時間は?
→10~17時開館。サマータイム。イベント開催時にはずらす。日祝は開館。週に特定休館日を設ける。子どもは5時まで。映画、イベント、商業施設は午後10時までは空ける必要があるかも。

・駐車場対策チームを作る。土地の買い上げも考える。現在は基本的な構想である。流動的な考え方で整備したい。

・懇話会には今後説明し意見集約。

まだまだざっくりとした計画なんだなあ、と改めて思いました。

市営住宅部分の建設には反対の立場ですが、市長は建設すると明言されました。今後も建設計画は進むのでしょう。

であれば無駄な箱モノにならないように願うばかりですし、有効活用できるような施設整備をお願いしたいとことです。

●三浦幼稚園について

H20より休園していたが児童増加がない。よって24年3月31日をもって廃園。

今後は地区住民に説明会を行うとのこと。今後児童が増えた場合でも車で30分圏の鈴田、諫早で対応できる。

跡地利用に対しては地域住民、団体と協議検討。
今後国の新システムが導入される。あわせて再整備を進めていきたい。

●第4次行政改革報告

54億目標を上回り、79億を達成した。
HP、広報誌で市民へ報告。周知の方法を再考、窓口に掲示。

FA制については何故見送りになったのか?
→積極的な職員がいなかった。今後さらに職員に周知してみる。

●市政70周年事業

マスコットキャラ 653万
記念式典 300万
食の祭典 1000万
音楽祭 1000万
NHKのど自慢 410万
花のまちおおむら事業 500万
ユニバーサルスポーツフェスタ(トレイルオリエンテーリング)200万
心に残る講演会 1000万
DVD作成 400万

8つの事業予算枠、ざっと5500万の事業です。

・一過性に終わらせず、乗数効果を考えるなら発信力がある方(イベントプロデューサー等)を起用すべき

・講演会の候補は知名度が高い方を。キングカズ、孫正義等。

講師は誰が良いと思いますか?ご意見ください。
個人的には池上彰とか良いんじゃないかと・・・。

・周知広報しっかりやっていきたい。相当奇抜にやらなければいけない。徹底的な周知戦略を、ロゴマークの活用。

・DVDは今後も大村市の紹介として活用できるようなものを、人が集まるところに常時に放映できるような整備を

・市史編纂は冠事業でやっていく。イベントとしてはやってない。

・70歳を集めてPR

・冠事業の募集についてもっと周知を、少額でも良いので予算措置を。

・先達の顕彰

記念事業として採用され予算がついた事業の経緯を考えれば「やったもん勝ち」だよなあと改めて思ったりしました。

●大村市立病院の現状と将来の方向性

・H19年の8.5億の赤字からH22年3900万の黒字へ転換できた。
・リハビリが収益を伸ばした。
・指定管理者の人件費等コストカット

課題は医師の確保と・施設の老朽化
改修は20億かかるが、起債もできない。よって立て替えで検討するとのこと。

基本構想を23年までに策定、24年から基本設計、26年度着工、と結構テンポが良い計画。指定管理者との負担割合、市の財政計画との絡みがどうなるか注視が必要です。

新人議員の研修調整をさせて頂きました。
10月26日と11月11日です。どうぞよろしくお願いします。

市政研修会三役会(ようは内容を企画する)では、総合&都市計画についての勉強会となっていましたが、議員出向の報告へと変更になりました。
じっくり議論が必要かも知れませんね。

・地場産業振興調査特別委員会の開催
・新人議員研修
・友好会派視・建設環境委・議会運営委員会の視察が3回

などが主な議会イベントかと。
その他にもお呼ばれがあれやこれや。
JCや町内会の行事も目白押し。

ビジネスも進めなきゃならんし弊社スタッフに色々仕事をお願いしなくちゃ。
忙しい秋になりそうです。

まずは10月4日、5日の報告会に向けて準備だな。

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