質疑応答 その1

市議会議員ってどんな仕事?

議員をやってみてどうでしたか?

福田 友樹さん

福田さん )
3年と8ヶ月、議員をやってみてどうでしたか?

北村 )
全体としてはよかったと思ってます。
やっぱり議会に入る前と入った後じゃあ、違うんですよね。

結局、議員の仕事はチェック機関なんですけど、仕事をするのは行政の皆さんです。
チェックして、ああだこうだ言うのが(議員の)仕事なんですけど、それ以前に市民の皆さんのために働いて頂かなければいけないので、やっぱりワーワー言うだけじゃダメだな、と。時には一緒に汗を流したりすることも必要だな、と感じてます。

入ってみて分かることが多かったな、というのがいちばんですね。

仕事は何でもそうだと思うんですが、いいことばかりじゃないです。
1割のやりたいことをするために、残りの9割をやってる、という感じです。

それと「間違ってるよなあ」と思うようなことでも、まずは聞かなくてはいけない、ということを学んだ、と思います。
どんなことでもまずは聞いてみて、持ち帰って、担当の課に行って聞いてみて、他の議員の考えも聞いて・・・ということをしなければいけないんですよね。
なので、「まずは聞く」ということを学んだような気がしますね。

市議会議員へ質問その1

忙しいのに続けられる原動力

山口 大樹さん

山口さん )
議員の活動は休みがない、と、毎日働いてると聞いたんですけど、その忙しいのに続けられる原動力は何ですか?

北村 )
やっぱり、選挙の時に市民の皆さんに送って頂いたという責任感ですかね、僕の場合は。
さっき話した独自の条例が出来た時の「やった!」という、たまーに味わえる達成感もあるんですが。

正直なところ「行きたくねえ」と思う時もあるんですよ。行って紹介されて「はい」って返事してそのまま座っておくだけのセレモニー、とか、そういうのもあるんです。「時間のムダだよなあ」とか。

でも・・・ただね、僕は出来るだけ行こうと思っていて、どこでも。嫌でもやらないかん、行かないかん、と自分を奮いたたせてます。
ちょっとかしこまった言い方をすると、有権者の皆さんからの附託と信頼を受けている身としてはそれに応えなくてはいけない、という使命感かな、かっこよく言うとね。

で、休み無しで基本はやってるんですけど、たまに無理矢理休みます。重要なことがないところで無理矢理休んでリフレッシュしてます。

北村議員へ質問その2

議員になろうと思った時期と経緯について

吉野谷 奈都さん

吉野谷さん )
北村さんが議員になろうと思った経緯と、いつ頃から議員を目指したのですか?

北村 )
うちの父も母も親戚にも政治家はいません。で、もともと政治家になろうと思っていたわけでもありません。
いちばんのきっかけは2005年に郵政解散ですね。小泉純一郎さんが郵便局の改革をするかしないかということで選挙をしたんですよ。
端的に言えば、2005年のその日まで郵便局員は公務員だったんですよね。公務員は権利が保障されてますよね。でも、その郵政解散で、日本全国の郵便局員の皆さんは公務員じゃなくなるわけですよ。いわゆる首切りのようなもんです。
これを見て「政治って恐ろしい力をもってるな」と。そう思ったのがまずきっかけですね。

その時に所属していた青年会議所で、政治家の方を2名お呼びして、会場を借りて討論会をやりました。
で、そういうことをやっていると、どんどん気になりますよね、自分の街のこととか国の将来のこととか。

それまでは政治家は支援者であるとか、後援会であるとか、一定の方向ばっかり向いて政治やってる、と思ってました・・・そう思い込んでたんですよね。
でも、本当は違うことが多いんですけどね、思い込んでただけなんです。

で、政治家は政策で競わなきゃいけないんじゃないか、と思って、そういうことを有権者の前で議論してもらわなければいけない、と。
有権者は政策で未来を選ばなきゃいけない。その為に公開討論会をやってきたんですよ。

で、そういうのをやると「これはだめだろう」「おかしいだろ」と思う事がたくさんあるんですよね。それならやっぱり自分でやってみよう、と思ったんですよね。
で、34歳で始めて選挙に出ました。で初戦敗退、落選です。二回目は市長選に挑戦して落選。やってみなきゃ分からなかったことが本当にたくさんありましたね。

そして3回目でやっと当選させて頂いた、というわけです。さすがに3回ダメだったら政治は諦めよう、と思ってました(笑)

北村タカトシに質問3

議員というものを一言で表すと?

出口 沙貴さん

出口さん )
議員というものを一言で表すと?

北村 )
おー、レベルの高い質問がきた(笑

議員とは・・・よく言われる言葉なんですけど・・・「代弁者」とよく言われますね。
まあ皆の意見を政治というまちづくりに反映させるので、一言で言えば「代弁者」かな、と思います。

市民の意見とのギャップについて

吉野谷 奈都さん

吉野谷さん)
議員とは一言で言えば「代弁者」とおっしゃってましたが、実際に市民の意見とのギャップがあると思うのですが、そういう場合はどうしてるのですか?

北村 )
言うとおりですね、皆にギャップがあるんですよ、それぞれの立場でね。
政治家としては市民の皆さんからこういう要望があって、それを受けて自分も考えてみて、それを「これやって欲しい」と挙げます。
行政の立場から言うと、仮に、例として言うと「似たようなことを昔やってました」と。で「効果が出ませんでした」とか、「お金がこれだけしかありません」とか・・・その場合には「じゃあこれをやるならどこを削るんですか?」とか・・・

市民の側から言うと、行政の事情やら都合とか分からないよね。で、圧倒的に市民の皆さんは情報が少ないんですよ、何故出来ないのかが分からないんです。
で、この三者というのは全部ある意味「ギャップ」「対立」があって、そこを埋めていくのも・・・というか、行政と市民のギャップを埋めていくのも議員の仕事の一つかな、と。
やっぱり片方の要望をそのまま実現するのってとても難しかったりするんですよね。それを調整して別の解を・・・そのギャップを超越した解決方法を見付けてくる、というのも必要です。そうやってギャップを埋めていくのも議員の仕事だと思っています。

いちばんダメだな、と思っているのは、一方的に要求を突きつけることですね。それはやっぱりダメですね。言わなきゃいけない時は言わなきゃいけないんだけどね。

なのでそうならないようにギャップを埋めていくようにしています。

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