静岡県袋井市「防災対策について」

会派視察にて静岡県袋井市を訪れました。

人口8.7万、面積108k㎡、一般会計323億、大村市より若干小ぶりなサイズでしょうか。

東海道五十三次、27番目の宿場町ということで、「どまん中」をキーワードにした街づくりを進めています。

袋井市歌「ここがふるさと」の作曲は大島ミチル氏、親近感を感じます。

財政力は0.86と高め。上場企業本社が2社ということもあるのでしょうか。

聞けば街道沿い、ということもあり工場や倉庫が多いので経済力はあるのかもしれません、とのこと。

 

ゆるキャラはふっぴーちゃんです。

 

今後30年以内に70%の確立で発生するとされる、マグニチュード8以上の南海トラフ巨大地震。

その大規模災害への備え等について勉強させて頂きました。

今後9年間の防災対策事業で、予算総額100億円程度を見込んでいます。

その内、主要な地震・津波対策事業には50億円。

10%にあたる総額5億をふるさと防災寄付金にて賄いたい、としています。

既に1.5億を集めているとのこと。

主なものは津波対策。

遠州灘に面した浅羽海岸の全5.3kmに、120万m3を盛土して作る防潮堤を整備しています。

完成までに15年を要するという県と連携した壮大な事業。

工業団地整備で発生した発生土60万m3を活用しながら整備を行っています。

 

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緊急の避難所として、命山を整備。

命山とは、江戸時代に高潮から身を守るために作られた人工の築山です。

山頂には防災ベンチが。

防災用品が詰め込まれています。

座り心地は安心安全(笑)

袋井市では4つの命山を整備しています。合計2,300名の避難が可能。

合計9.5億で平成29年完成を目指しています。

 

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また、津波避難タワー「きらりんタワー」を建設。

屋上には突き出た柱が何本も。

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柱の蓋を開けると防災グッズが常備されています。

こちらは近隣の幼稚園や保育園の為に設置。階段の段差が狭かった。お子さん仕様なんですね。

建設費は1.1億円、270名収容です。

 

自主防災組織率は100%、ハザードマップや防災ガイドマップも完成度が高い。

住民の防災意識の高さが伺えます。

フォーマルな報告は他の議員が担当します。

 

 

 

 

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