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地方創生調査特別委員会の視察にて東京へ。

先ずは働き方の多様性、生産性の向上について日本Microsoft本社にお伺いしました。

世界的なブランドといえば?という調査でトップなのはコカ・コーラ。
そしてMicrosoftも名前が上がるとのこと。
しかし、「最先端」というイメージではないそうです。

日本Microsoftの会長はパナソニック出身、溶接の現場から叩き上げた方だそう。
グーグルやアップルに比べればいわゆる「クール」なイメージはありません。
だからこそ日本人な私には安心感が(笑)

そんなMicrosoft本社、働き方では「最先端」
厚生労働大臣「輝くテレワーク賞」も受賞しています。

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テレワーク=いわゆる在宅勤務と解釈するのは早計です。
一般的なテレワークは業務の切り出しを行い自宅などで行う、というものですが、Microsoftでは「フレキシブルワーク」

社員全員が毎日、必要な時に、必要な人と、必要な対話を交わす、というもの。
なので、週5日の在宅勤務が可能=会社に来なくていい。
フレックスタイムも廃止=時間の制約なし。
フリーアドレス=会社の席は毎日自由(役員含む)という徹底ぶり。

 

そうした働き改革の目的は「儲かるため」=企業競争力を高めるというところから始まる、とのこと。
事実、Microsoftの売上高と個人生産性は、新興企業のような上昇ペース。
一人で90万ドルの売上を誇ります。

要は人を増やさず、売上を上げていく。
少ない人数でいかに沢山の仕事をするか。

それは強烈な効率化を進めているということです。
行政事務の効率化もさることながら、私も経営者の端くれなので、かなり興味があります。

必要なのは先ず「根性」と言い切るのはエクゼクティブアドバイザー小柳津(おやいづ)氏
いわゆる超日本的な会社、日立からの転身組だそうで、やっぱり安心感が(笑)

その次にメカニズム=しくみ、です。
ここでICT技術・クラウドを駆使するMicrosoftの取り組みが光ります。

完全ペーパーレスやネット会議は無論の事、社員の業務に関わる行動や移動、作業は、全て記録されます。
徹底した監視・管理体制とも捉えられますが、悪意のない社員にとってはリスクヘッジの意味合いが大きい、との事。
情報漏えいの可能性を限りなく低くし、メンタル面においても重篤化する前に声掛けができる、とのこと。
労務管理、情報管理は社員を守る為に最高レベルにする。
「監視」と「見守り」の違いは悪意があるかどうか、とのこと。

 

ちなみに世界で一番サイバー攻撃を受けているのはアメリカのペンタゴン。
Microsoftは二番目だそうですが、情報漏えいはまだ無い、とのこと。
紙ではコントロールできない、という事でした。

社員に対しての調査では、ワークライフバランスの満足度が40%上昇。
事業生産性(社員一人当たりの売上)は26%向上。
女性の離職率はマイナス40%という結果が。

 

ワークスタイルのキモは「はやく決めて、はやくやる」
そして全て可視化=数値化する、という事です。
99%の意思決定は数値でおこなわれ、数字やグラフ、色で表現する。
コメントはナシ。週報、日報もありません。
全体を把握し、問題点や課題を浮き上がらせます。

 

写真は頂いた社員食堂のランチ、ビリヤード台で遊ぶ社員やソファで昼寝をする人も。

 

そして、最後はコミニュケーション。

対面で何時間もかけて議論する事も。
Face to faceを構築し、人間関係を濃密にするのが最大の目的。
強制してはいないが、自然に会社にいる時間は半分ぐらい、残りはモバイルワークになったとか。

そしてフリーアドレスです。
6回に渡る社屋の改装には、相当な費用をかけて試行錯誤した。
斜めの机の配列にポイントがあるそうです。
自分の荷物をデスクに放置して帰社するとイエロカードが置かれ、最後には捨てられてしまうとか。

 

ぺーパーレス化や業務の効率化を中心に、行政との連携も進めています。
東京都豊島区の新庁舎はフリーアドレス、内線電話は撤廃してスカイプ通信だとか。
大村市も庁舎の建て替えが取り沙汰されていますので、視察に行かねば。

アテンド頂いた宮崎さんはMicrosoftの地方創生担当の部長職なのですが、なんと33歳。
世界で12万人のMicrosoft社員でトップ17名に入るそうです。
その能力たるや。

フォーマルな報告な他の議員が担当します。