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大村市は現在二学期制ですが、他市を参考にして変更したという経緯があります。
その参考になった金沢市、現在は二学期制から三学期制に再び戻しています。

全国的にも三学期制への回帰が進んでいる昨今、改めて金沢市を視察しました。

 

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金沢市は平成16年に「ゆとりある学習機関の設定が必要」として二学期制へ変更。10年間実施しました。

変更当初の目的は「確かな学力を身につけること」

期待された効果としては「授業が変わる」「生活のリズムが変わる」「長期休業が変わる」としていました。

 

教育基本法の改正、教育をとりまく環境の変化等から検討委員会を設置。
二学期制では様々な成果が得られたとしながらも、課題として「評価のスパンがやや長い」「学期の切り替え意識が持ちにくい」があげられました。

 

平成26年4月から「学びのステップを大切にした新たな三学期制」へ変更
以前の三学期制と何が違うのかというと、大きくは
・通知表が変わった。3学期には学年を通じた評価を行う
・10月の教育活動が充実する
の二点です。

 

変更については教職員アンケートを実施。
以前の三学期制を経験している中堅の先生は、戻すことに肯定的な意見が多かった。二学期制で採用され三学期制を経験していない新任の教員については、変更の必要性をさほど感じていない、とのこと。

比較できないので当然の反応でしょうか。

 

変更後の学力検証やアンケート等についてはまだ行われていません。

三学期にする事により、長期休業のリセット効果が大きなメリットとして顕在化。授業日数は変わらないが、成績処理・評価にかける時間が効率化された。変更によって学校行事の精査が進んだ、などの効果があったとか。

三学期制に戻すキッカケは、市長の公約だったそうです。

 

長期休業を区切りでない、とする二学期制から区切りである、とする三学期制は日本の四季に合わせた教育制度ではないだろうか、という話には得心。

金沢市は小中一貫教育も進んでいます。大いに参考になった視察でした。

大村市長も議会答弁では三学期制に戻す意向を表明しています。今後の展開に注目ですね。

 

 

フォーマルな報告は他の議員が担当します。