毎年、大学生のインターンシップを受け入れています。今回は長崎県立大学 国際社会学部 朝日葉月さんのレポートです。
私は、今回のインターンシップで主に「県庁訪問」「ベイサイド大村訪問」「議会・委員会傍聴」の3つの活動に参加させていただきました。
この2ヶ月間という短いようで決して無駄にはできない時間を、インターン生として過ごしたことで、様々な気づきを得ました。その中でも、これからの大学生活や社会人として生きていく上で、特に心に留めておきたいと思っていることが2つあります。
1つ目は、「自ら成長のチャンスをつかむことの大切さ」です。「議員」という仕事はもちろん、行政で働かれている方、民間企業で働かれている方など幅広い分野で活躍されている方からお話を伺いましたが、全ての方に共通していると思ったのは、誰かから与えられたものだけではなく、自らが感じたことや体験したことをきっかけとして活躍されているということでした。また、当初、「議員インターンシップ」の存在を知った時は、「議員」という仕事について知ることだけが目的だと思っていましたが、単に知識を増やすだけでなく、そこからさらに考えを深めたり、共有したりすることで、どんどん自分の視野が広がるのを実感しました。また、活動を通して、自分の発言にも強い責任感を感じ、さらに勉強しなくてはという主体的な気持ちが芽生えました。
2つ目は、「学ぶ環境があることの有難さ」です。今回のインターンシップにおいて、同じインターン生として活動を共にしたメンバーや、お仕事の合間をぬって私たちの活動に協力してくださった方々との出会いが、私にとって大きな刺激となりました。自分自身がどれだけ地域に対する関心を持っていたとしても、協力してくださる方々無しには、インターン生としての活動を終えた今、ここまでの達成感は得られなかったと思います。このインターンシップで、自ら学ぶことの大切さと学べる環境があることの有難さを身に染みて感じました。
今回の「議員インターンシップ」では、それぞれの活動において自分1人では得られない貴重な体験をさせていただき、最初は緊張や不安があったものの、回を重ねるごとに次の活動へのモチベーションが高まっていくのを感じていました。今後も、このインターンシップで学んだ事を糧として、様々な人との関わりや主体的に学ぶ姿勢を大切に大学生活を過ごし、将来へと繋げていきたいと思います。