毎年、大学生のインターンシップを受け入れています。今回は長崎大学環境科学部2年 児浦悠斗さんのレポートです。
今回、議員インターンシップに参加する一つの動機として「自分の将来の職業を民間企業か公務員にするか決めよう」というものがありました。実際に活動を通して、この動機を明確にすることはできませんでしたが、多くのことを吸収することができました。
まず、Zoomでの国際課の方とのやりとりでは、県庁で働くために必要とものとして、行動力・課題を見つけて対応する力・その地域をどれだけよくしたいと思っているかをあげられていました。これを受けて、普段から地域のことや改善した方が良い点を探しながら生活していくことはどの仕事にも必要とされることだと思うので自分も実践していこうと思いました。
次に、一般質問の傍聴では、厳粛とした雰囲気の中、対話が行われている様子を見ることができ、貴重な経験となりました。特に、正しい敬語に触れる機会が現在の生活ではなかなかないので、個人的に敬語に関する知識が深まったと感じました。議員との対談では、何か秀でた部分を持っている人は、過去に苦しみを味わって努力をした結果、経験としてプラスアルファの能力を得ていることを議員の実例とともに学ぶことができました。また常識を疑うことが自分を賢くして、周りの人を引っ張ることのできる人につながることもおっしゃられていて納得する部分がありました。
委員会傍聴では、自分が初めて聞く言葉である「平準化や繰越明許費」といった言葉が多く、20年近く生きてきても知らない言葉は数多くあって、政治家の言葉の知識と情報処理能力がすごいなと実感しました。
北村議員は、明るく、穏やかな性格で話しやすい方であると同時に、余裕があると感じる場面が多く、人としての格好良さがあるなと思いました。骨髄移植関連の対応や周囲の人への対応を見て、冷静に配慮できているところに尊敬しました。
このインターンシップは、コロナ禍ということで活動が少ない点が少し残念でしたが、少ない活動の中、中身の濃い内容で自分自身を成長させることができたと思います。今後も、今回インターンシップに参加したように、自分からどんどん行動を起こして、自分がずっとしていきたいと思える仕事を見つけられるように頑張ります。