#関根涼介
「読むと勇気が出る」とのキャッチコピーは本当でした。
倒産を経験した社長や再起を支援してきた投資家との対話により、様々な業種で起業、そして失敗したケースが赤裸々に綴られています。
キャッシュは企業の血液とも言われます。資金繰りについて苦悩したくだりが多く、私も同じく眠れない時期を過ごした事がありましたので感情移入してしまいました。
日本は挑戦を良いものとして流す風潮がありますが、失敗したら自己責任と言う考えが強く、その評価も低い。しかし諸外国では倒産経験はむしろプラスに評価されることが多々あるとのこと。
再チャレンジできる社会づくりを目指して国や自治体の取り組みも掲載されています。
失敗や挫折は再チャレンジのための「資産」とされていますが、3勝4敗である私のバランスシートはどう評価されるのでしょうか(笑)
以下、本文より
起きてしまったことを反省するのは大切ですが、いくら悩んでも過去は変えられません。「辛い出来事があった」で終わらせずに、「だから今こうできている」と接続することが大事だと思っています。
また、僕は失敗や挫折こそが、その人の個性を作り上げると思うんです。失敗経験をネガティブに捉えている事は、自分や他人を傷つけてしまいます。
しかし、違う見方をすることで、例えば同じ境遇の人の気持ちがわかるとか、こういったことを学べたとか、「資産」として見ることもできるようになると思うんです。
#家入一真
私も新しい挑戦に向かって頑張ります!