「著書紹介」社長って何だ! 丹羽宇一郎
言わずとしれた日本を代表するグローバル総合商社、伊藤忠商事の社長、会長を務められた経済人のリーダー論。
政府への厳しい意見が注目を集めることも多く、中国寄りの発言には違和感を抱いた事もありましたが、著書は初めて読みました。
著者自身も社長は6年で退任、トップは長く務めるものではなく、新陳代謝こそが組織の活力と成長の源。
電車通勤する社長として話題になり、清貧を旨としながらも一流の人物やモノ、文化と触れ合うこと。
様々な分野のリーダーとしての哲学や役割について語られる内容は得心する内容ばかり。三倍と三分の一はまさしく体現してきた事だった。
楽しく素敵な人生論です。社長とは〇〇である、という結びは腹落ちでした。
“ベストジャッジかどうかは結果が成功か失敗かで決まるのではありません。その判断が、その時に自分が信じたことかどうか。自分がこの選択が最も正しいと信じたことが、ベストジャッジなのです。”
ういちえおう
#北村タカトシ #長崎県 #大村市