総務委員長報告(IR議案)

冒頭に笑いが出てますが私が「議長、総務委員長」と発声し訂正した為です。これは市議会の名残。県議会では「議長、12番」と議席番号のみ発声します。

IRについては賛成42、反対3(社民・共産)という結果でした。

しかしマスメディアは「民意が反映されていない」「議会の機能不全」などと散々な報道。

IRに係るこれまでの議事録を読んだり経緯を考えれば、なぜレターを公表しないのか想像がつきそうなもんですが。

令和4年4月臨時会 総務委員会委員長報告
(期日)令和4年4月20日(水)
(場所)本会議場
 総務委員会の審査の結果、並びに経過の概要について、ご報告いたします。本委員会に付託されました案件は、第68号議案「特定複合観光施設に係る区域整備計画の認定申請について」であります。
 慎重に審査いたしました結果、議案につきましては、異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定されました。
 以下、本委員会でがありました、主な事項について、ご報告いたします。
「協力企業等については、県内企業も多く参画し、地域発展につながっていけばと思うが、県内企業は参画しているのか。」との質問に対し、
「5%未満の少額出資については、県内企業も検討しており、一部コミットメントレターを提出いただいている。今後、増加していくと認識している。」との答弁がありました。
次に、
「コミットメントレターについて、知事、副知事は現物を確認しているのか。」
との質問に対し、
「IR事業者から県へ提出された都度、知事、副知事には報告し、現物を確認している。」との答弁がありました。
更に、
「計画について、監査法人等の第三者の確認が得られているのか。」との質問に対し、
「本県がアドバイザリー契約をしている監査法人及び弁護士事務所など、海外のIR事業に精通している専門家に加え、CBREやユニオン・ゲーミングから、計画の内容について評価をいただいている。」との答弁がありました。
これに対し、「長崎県の悲願であるIRの実現なので、最後まで抜かりなく気を引き締めて、頑張っていただきたい。」との意見がありました。
次に、
「県の人口流出が非常に激しい中で、地元の高校生、大学生をぜひ雇用していただきたいと思うが、県として、どのような対策を考えているのか。」との質問に対し、
「現在、県と佐世保市、それから地元の長崎国際大学と長崎県立大学を中心に、九州長崎国際観光人材育成コンソーシアムの準備会を立ち上げて、必要となる教育カリキュラムの検討や社会人のリカレント教育に向けた準備を進めている。その中で、IRの国際会議場や展示場、ホテルの経営人材、また、即戦力となる人材の育成スキームの構築を行っている。あらゆる角度から人材育成がしっかりとできるように体制を整えている。」との答弁がありました。
これに対し、
「ぜひ県立、私立大学も含めて幅広く、雇用の場があるということを周知いただきたい。」との意見がありました。
次に、
「3月議会で示された計画から、カジノの延べ床面積、ホテルのスイートルーム数等が増加しているが、その内容は何か。」との質問に対し、
「3月定例会での総務委員会の審査で、カジノフロアの面積を3%に近づけるよう検討してはどうかという指摘を踏まえ、ターゲットとする顧客について経営戦略の見直しを行うとともに、カジノフロアの詳細設計を変更した。また、VIP層への対応として、タワーホテルのスイートルームのウエイトを大きくしたことで、全体的に面積が増加したものである。」との答弁がありました。
次に、
「大阪、和歌山と比較して、九州・長崎IRの特徴は何か。」との質問に対し、
「オーストリアには、音楽・芸術の都であるウィーンがあり、例えばウィーン少年合唱団や、ウィーンフィルを招いて、市民の楽団や合唱団と交流を行うなどの取組も将来的には考えられている。それからメディカルモールについては、ほかの地域にはない特徴であり、来訪される方の健康や、予防・治療を含めてしっかりと考えられており、こうした取組をしっかりと国にもアピールしていきたい。」との答弁がありました。
次に、
「今後の県民への情報発信のあり方について、例えば動画などを作成して、IRに整備される各施設や、様々なコンテンツの情報発信に努めてもらいたいと考えているがどうか。」との質問に対し、
「九州・長崎IRには、大規模な国際会議場や展示場も開設されるので、機運の高まるようなイベントを開催し、それを疑似体験いただけるような動画等も今後、開設に向けて機運が高まるように事業者と調整していきたい。」との答弁がありました。
 以上のほか、当該議案に関し、活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。

 以上で、総務委員会の報告といたします。議員各位のご賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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