7月3日に発生した静岡県熱海市における土石流災害を受け、長崎県は盛士の緊急点検を行いました。以下の通り、異常は見られなかったとの報告がありました。
○大規模盛土造成地関係
県内790所の「大規模盛土造成地」のうち「土砂災害警戒区域」内、あるいはその上流部にあるものについて、中核市の長崎市、佐世保市を除く26 箇所を、現地で目視にて変状の有無を確認。
○林地開発関係
林地開発地401箇所のうち開発工事が完了している306箇所は、全て県が航空写真で現状を確認したうえで、その状況や開発の目的等により現地確認の必要性を判断した結果、42所を現地で目視にて変状の有無を確認。
また、残る95箇所は、開発工事中であることから事業者にて状況確認を行いました。
○今後の対応
国から盛土の点検に関する通知があり次第、引き続き対応します。
ただ、台風も迫っており、想定外の災害が常態化しております。
「備えあれば憂いなし」
どうぞ災害対策にご留意ください。