市議会時代から続けてきている大学生インターンシップ受け入れ。
2020年夏北村タカトシインターンシップ
長崎大学経済学部 藤吉加菜さんインタビュー です。
・インターンシップ参加きっかけと目的について
・消防団の支援について
・職場体験について
どうぞご覧ください。
レポート①
私は今回、夏季の議員インターンシップに参加することにより、以前より政治や、一般企業・公務員の方々の仕事の実態を学ぶことができました。このコロナ禍の状況でも、私たちインターン生のために貴重なお時間を割いてインタビューを快く受けてくださった方々、北村議員にはとても感謝しています。
私はもともと、政治には興味があるわけではなくこのインターンに参加したのですが、北村さんと活動を共にしていく中で、自分たちのすぐ隣には政治があるのだと気付かされました。特に一般質問ではそのことを顕著に感じました。一般質問では、私たち県民のため、多くの議員の方々が精力を尽くしておられました。北村議員の一般質問で私が最も印象に残った質問内容は、コロナ禍において医療従事者やその家族に誹謗中傷が多数送られている問題と、子供たちを災害から守るための取り組みへの言及です。
前者は、コロナ禍の中、国民の健康のために寝る間も惜しんで働いていらっしゃるはずの医療従事者の方々に対してコロナ陽性の疑いがあるのではという誹謗中傷の問題で、この被害は医療従事者の家族にも及んでいるということでした。私は北村さんの一般質問を傍聴するまでこの事実を知らなかったので、これを聞いたときは悲しくなりました。この質問に対する返答・解決策は、メディア媒体を活用していよう従事者を支援する報道を行うというもので、SNSが発展している現代では影響が大きく、適したいい解決策だと思いました。
後者は、自然災害が多発している今だからこそ、子供の安全を確かめるために子供が学校へスマホを持参することを許可することを求めるという内容でした。私の高校では、スマホ持参は許可されており、そのおかげでいつでも家族に危機が迫ったときは報告できる環境下で便利だったので、この質問内容には賛成でした。これに対して、県の考えは、歩きスマホが多発する恐れがあると懸念しながらも、各々の学校に決定権をゆだね、推進していくということで、かなり前向きなのではと感じました。
このように、一般質問では私でも共感でき、熱くなれるような内容のものが多く、国民における政治の大切さをひしひしと感じました。もっと多くの人が一般質問傍聴に参加するべきなのではと思いました。また次回の機会で、私が社会で課題だと思うようなことが一般質問でなされるときは、ぜひ傍聴しに行きたいと思いました。
また、私は大村市花火大会の運営スタッフとして、北村さんと参加させていただきました。私は公的な行事の裏方スタッフをするのは今回が初めてでした。参加してみて、コロナ禍であろうとなかろうと、どの行事でも、裏では多大な努力があり、県民を喜ばせたいという熱い思いがあふれているのだと思いました。今まで何気なく参加していた行事の裏側を知ることができ、いい経験になりました。私は、今回、議員インターンシップに参加することができて本当に良かったと心の底から感じています。
レポート②
1、時 忠之社長との一日
時社長の一日について学ばせていただいて、経営者の方に対する私の見方が変わりました。私は、この日を迎えるまでは経営者の方はそれぞれ独立していらっしゃってそこに協力的な関係はあまりないのではと思っていましたが、その一日を通して、経営者の方はそれぞれ切磋琢磨しながらお店を経営していらっしゃるのだと知り、経営者の方々の協力はお店を経営するうえで良いモチベーションにつながるのだと気づきました。また、時社長の仕事に対する信念も伺うことができました。その中で私が最も印象に残ったことは、仕事は仕事でも、一人でも誰かの役に立てるような仕事をするべきだというものです。この信念は、これを聴いた時から私の信念にもなりました。経営に興味のなかった私ですが、この一日を通して、経営者になることの魅力を知ることができました。
2、チャイムデザイン鐘江美紗紀さんとの対談
鐘江さんとお話させていただく中で、自分の好きなことを仕事にすることの楽しさを知ることができました。鐘江さんはもともと絵を描くことが好きで、自分の人生を後悔しないようにするため、デザインの道に進まれたのだとお話してくださりました。私はフリーランスでは収入の面での心配があると感じていたのですが、仕事の報酬はその都度自分で決めていくことができる利点があるということで納得しました。また、自分の好きな仕事をしていく中で、たとえ良い収入が得られなくても自分の人生が彩られていく方が大事だと思いました。私は、就活をする際、収入面に重点を置くのではなく、自分が一生かけてしたいと思えることに重点を置いて励みたいと思うことができるようになりました。
3、長崎県庁物産ブランド推進課の方の業務説明
私は、県庁の方の対談を行う前までは、公務員の方々は必ず自分の興味ある部署に配属されるのではないということを知っていたので、あまり自分がしているお仕事に対して熱意を持っていないだろうという偏見を持っていました。しかし、対談をしていくうちに、長崎の特産物に対する愛がとても強いことを肌で感じることができました。他県に長崎の特産物を紹介していくうえで、一番大切なことは、他の県のそれらとはどこがどう違うのかということを明確に伝えていくということだと学びました。
4、長崎県庁自然環境課の方の業務説明
今回の業務説明を受ける前も、3と同じような偏見を持っていましたが、お話を聞くと、この課の方たちは特に環境に対する思い入れが強いなと感じました。幼いころから環境や生物を守るお仕事をしたかったそうで、立派に夢を叶えられてすごいなと感じました。この課では、特に、生物保護、自然公園の保全に力を入れており、長崎に美しい自然と希少な生物が存在しているのはこの課の方々の努力も含まれているのだと学びました。外来種と在来種の生物の駆除、保護の方法や、長崎の自然公園を詳しく学ぶことができました。私はこのお話を聞いた後、ぜひ雲仙に近いうちに足を運びたいと思いました。
5、天かす中川社長との一日
私は、天かすは以前から好きでしたが、特に日常で意識することなく食していました。中川社長との工場見学を含めた一日を通して、全ての食材は製造していらっしゃる方々の思い、努力の賜物だと気づきました。天かすを作ることに全力を注いでいる会社であるので、天かすを主役にした料理の開発をしているのかなと思っていましたが、中川社長にはそのような考えは一切なく、あくまで天かすはあらゆる料理のサポート役に徹すべきという考えがあり、その考えがあるからこそ、中川社長の天かすには高い評価が付くのだと思いました。私自身でも、個人的に天かすを生かした料理を考えてみようと思いました。
#北村タカトシ #大村市 #議員インターンシップ