バリアフリー研修会に参加してきました。
講演と調査報告の二部構成、学びの多い素晴らしい研修会でした。
一部の講師は 竹中春美 先生
みんなにやさしいトイレ会議、実行委員長
FM長崎番組審議委員長などを務めていらっしゃいます。
長崎ウーマンズウォークラリー実行委員長、が有名かもしれませんね。
演題は「みんなにやさしいトイレの話」
人間は食べたら出すもの。誰でも必ずトイレに行きます。
しかし観光都市である長崎、その街の公衆トイレが余りにもひどい(失礼)
「おもてなしの心」を共有しているはずの街のトイレが不潔で使いたくても使えない。
そんな現状を変えよう、としてまちづくり活動を続けられています。
講演は公衆トイレを実際に女性の目線で調査した報告になっています。
公衆トイレの衛生的な問題。
多目的トイレの危険性。
トイレをどのように整備すべきか。
どこのトイレが素晴らしいか。
市民のマナーをどうやって向上させるか。
トイレは完全プライベートな行為、なかなか話題にしにくいもの。
しかし赤裸々に語られるその話はとても楽しく、そして考えさせられます。
特におもしろかったのが、トイレ川柳
「汚すな」的な上から目線の貼り紙よりも、思わずニヤリとさせられる。
そんな楽しいトイレだったら綺麗に使おう、という心が芽生えるのではないか、という話には思わず納得です。
作品は コチラ をどうぞ
第二部の調査報告は大村公園のトイレ調査。
私も12月議会、一般質問で取り上げさせて頂いた内容です。
質問の動画(上から4番目、開始12分ぐらいからです)
精緻な調査がなされていますし、提言とも言えます。
これを活かさない手はありません。今後も継続的に訴えていきたいと思います。
閉会後の懇親会にもお声掛け頂きました。
講演後だけにトイレの話題多数で大爆笑、赤裸々すぎてここでは書けませぬ(笑)
議会や関係部局にもご案内をさせて頂きました。
年末のお忙しい中にもかかわらずご出席頂いた皆様、ありがとうございました。
ハードやオペレーションも大切、それで解決できる所も多い。
しかしそれ以上に考えなければいけないものは市民のマナーアップ
「次の人の為に」
みんながそんな心を持っている事に気づいてもらう。
実践してもらう為にはどうすれば良いのか。
難しいテーマですが、しっかり座ってきばって考えなければなりません(^O^)