ローカルマニフェスト型「長与町の明日を考える」公開討論会にアシスタントとして参加してきました。
神吉さんから打診があったのが3月。
3月議会や公務で動けない。日程が合えば当日サポートします、とだけお答えしておきました。
4月に入り日程が決まりましたが、なんと大村JCの例会とバッティング。
JC生まれのJC育ちの私、例会を欠席するなんてことは超ストレス・・・というかまずあり得ないのです。
しかし長与町には長崎JCのメンバーはいますが地域に根差した、といえるLOMがある地域ではありません。当日の運営スタッフも揃うかどうか、という脆弱な実行体制だ、という事をお聞きし気をもみました。
ここで長崎ブロック協議会会長の英断。
協力団体として名乗りを上げてくれました。これが私にとっては錦の御旗、例会は公務欠席扱い。
同じくしてOBから連絡を頂いたり、メンバーが動き始めました。
公開討論会開催は百戦錬磨、この国に公開討論会を根付かせたのはJCの力だ、と臆面もなく主張してきましたが、集まったメンバーの動きは相も変わらず素晴らしかった。
Dブロ長、御当地H理事長はじめ、集まった皆それぞれが自分の役割を自分で見定め、ただ淡淡、粛々とこなしていく。
事前の打ち合わせらしきものは皆無(リハーサルもできなかった)なのですが、非の打ちどころ無しの進行だったかと。
お陰で開会3時間前に「統計資料の説明よろしく、壇上でね」と炸裂する神吉キラーパスにもなんとかさばく事ができたような。
改めてJCってすげーぞ、と思いました。
さて、40年間選挙らしい選挙が無かったという長与町、公開討論会の開催ももちろん初開催。
町議会議員選挙も無投票、という話を聞いたものですから、政治への関心は低いのだろうと思っていました。ある意味幸せな地域です。
告知も徹底できていない、という話だったので、600名収容のホールは大きすぎたんじゃ・・・なんて思っていましたが杞憂に終わる。
大ホールは立ち見が出るほどの盛況。そして町民の皆さんの真剣な聞く姿勢。
私も説明だけでしたが力が入りました。素晴らしい公開討論会だったと思います。
その核となったのはだれか。
それは、JCメンバーではなく、ある長与町民です。
長与の未来を憂うその町民は、討論会をやるという決断をし、絶対にやり抜くという覚悟をしました。
40年間、選挙らしい選挙が無い地域。聞けば公開討論会など見た事も無かったそうです。あるのは絶対にやるんだ、という覚悟だけ。
相当なプレッシャーだったと思います。終了後に流れた涙が物語っていたような。
私も初めてやった時の事を思い出した。
変化を望むなら、まず自分が変わろう。
初めての事を始める為に、とにかく一歩を踏み出そう。
そんな心意気にJCメンバーが呼応し、素晴らしい討論会に繋がったのだと思います。
そして会場に集まった町民の皆さんの志も本当にありがたかった。
長与も捨てたもんじゃないねと思いました。
長与の明日は明るいね、と確信した夜でもありました。
あ、そうそう
例会は公務欠席ね!
”出席”扱いで頼むぜ!