日本JC 日本の未来選択委員会・出向者報告

本年は九州地区協議会会長を輩出するというLOMの歴史始まって以来の誉れの年でありました。私もブロック会長職をはじめとして、本会の運動に深くかかわった身であります。本会の運動は一言でいえば「激烈」

担いの重い役職になればなるほど、様々な、そして大きな犠牲を払いつつ「青年会議所の国づくり」に身を賭さねばなりません。そんな覚悟をした時君を支えなければならない。そして「青年会議所の国づくり」という運動に触れるチャンスを多くのメンバーに楽しんでほしい、という思いから「私の担当委員会メンバーは全員セク出向すべし」という通達を出しました。

するとどうでしょう「担当室長は出向どうするんですか?大人の背中運動を忘れてませんよね?私達に背中を見せてくださいよ、どうなんだよオラー」と高瀬委員長が冷たい目でつぶやくではありませんか。
その視線に耐えることができず「そんなら俺の生きざま見とけ!オラー」ということで半ばやけくそで本会出向となりました。

私が出向した日本の未来選択委員会、通称「みらせん」の担いは、本年4月の地方統一選挙を主眼に置いたマニフェスト型の公開討論会の開催を更に推進すること。そして本年より全国の立候補予定者による政見放送を動画配信する、という二本柱です。

九州地区内からの出向は私一人、ということで九州地区全域を担当、まずは京都会議です。全国で行われる選挙において公開討論会の開催を企画しているLOMの相談窓口を担当。4月の選挙では長崎県内で行われる首長選挙の動画撮影を担当しました。活動の中心となった県内では当該LOMの協力を得て、佐世保市長選挙、そして長崎市長選挙の動画配信が実現いたしました。

特に某市長選挙の動画撮影と配信は思い出深いものでした。とある候補者からは撮影のドタキャンをくらったり。とある候補者からは「納得のいくまで」ということで10回以上も撮り直して事務所に拘束されたり。取った動画の拡張子を変える為に再生中のモニターをビデオで撮りなおすという荒技のためにN専務を拘束したり。告示ギリギリにアップできたはよいものの候補者の名前が間違っていたり。

私事ですが4月は自分自身の選挙を抱えながらの活動でありました。候補者の名前修正というトラブル発覚は自分の選挙の出陣式の朝。なかなか連絡が取れない担当メンバーに街宣中の選挙カーから電話を入れまくり、告示後の文書図画変更に「修正だから問題ない修正だから」と言い聞かせつつ変更する綱渡り。兎に角死に物狂いの紆余曲折な4月でありました。

サマーコンファレンスでは「日本の未来選択フォーラム」に参画、パネリストに楽天の小澤氏、ドットジェイピーの佐藤氏、公開討論会コーディネーター養成マシーンの池田氏をお招きしネットやスマートフォンを活用した新しい民主主義の手法をメンバーと共に学びました。

青年会議所が係わって開催された公開討論会は全国で2,000回を超え、選挙の標準装備になりました。外注ばかりだったコーディネーターもLOM間で人材交流が行われメンバーやOBが務めるなど新しい流れも出てきました。2003年から始まり、黎明期の運動から関わった身としては当時の苦労が笑い話のようです。末席ではありますが、青年会議所による「新しい民主主義による国づくり」運動の推進に係われたことは、JAYCEE15年目といえども様々な発見があり、知見と友情を深める事が出来ました。

最後に急遽の出向となり、あわただしいエントリー事務の労をとってくれた事務方の皆さん、そして本会の民主主義推進運動にお力を賜った全ての皆さんに感謝申し上げ報告とさせて頂きます。ありがとうございました。

日本の未来選択委員会 委員 北村貴寿

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