ありがとう、べル

地区大会からとんぼ返りして日曜日、早朝から市の総合防災訓練に参加。
途中で電話が鳴った。会社からだ。

ほどなく訓練が終り、会社へ向かう。
電話の通り、小屋の中でベルが息絶えていた。

ベイ が突然逝ったのが3年前、11歳だった。
ベルは14歳、ゴールデンレトリバーとしては寿命なのだろう。

大人しく吼える事も少ない、品の良い雌だった。

創業とほぼ同時にベイが会社にやってきて、少し遅れてベルはやってきた。
ベイはベイサイド大村のベイ、ベルは「ベイ&べル」で語呂が良い、という良く分からない理由で名づけられた。

ベイがいたときはゴールデン二匹を同時に散歩させなければならなかったので、結構な力がいる。なので散歩は私の役割だった。

ベイが先に逝ってからは利用者のYさんがベルの世話をするようになった。
ベルはゴールデンにしては小さいほうで力もさほど強くなかったので毎日のように散歩に出てくれた。

エサやり、水やり、散歩、掃除、グルーミング・・・全てYさんがやっていただけるようになり、私は注文されたペット用品を買ってくるだけになっていた。

ある夏の日、あんまり暑そうだったから、ということで毛を短く刈りこんで頂いたときは苦笑いした。(ゴールデンは長い毛の美しさが特徴ですしね)
しかしそれはそれで可愛かったし、ベルも楽にはなったようだったので良しとしていた。

Yさんが「ベールベルベルベル~」と独特の調子で呼びかけるのも微笑ましかった。

当たり前の事だが歳を重ねるごとに老化が進み、弱っていった。
散歩する距離も少しづつ短くなった。

近年は白内障で殆ど視力も失っていたようだ。
ここ数ヶ月は駐車場をぐるっと回るぐらいで息を切らしていた。

数日前から餌も食べなくなったので、そろそろかと覚悟はしていた。

おとなしくて美人のベル。よく頑張ってくれたと思う。

果物のカキが好きだったからお供えしてあげようと思う。

ベイ、そしてベル。

事務所の床で一緒に寝たこともあった。

ピースラリーに一度だけ連れて行った。

月がきれいな夜、静かな大村湾をよく一緒に眺めた。

枯葉が積もる秋の裏山を一緒に駆け回った。

自転車で一緒に走った。

遅くに会社を出る時には見送ってくれた。

朝来たときは迎えてくれた。

一緒に病院にいった。

一緒にいてくれた。

私たちと一緒に成長して、そして先に旅立ったベイとベル。

本当に、本当にありがとう。ベイ、ベル。

忘れないよ。

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