丸山和也の毒舌国会
丸山 和也 (著)
2か月読書の為のまとまった時間がありませんでした。
久々に移動の時間が取れたので読了。
行列の・・・で著名な丸山参議院議員。
長崎ブロック主催の憲法セミナーで招聘されましたのでサイン本目当てに求める。
国会でのドタバタを氏の目線から切り捨ててある。
発行が2年前なので昔話的な感じだった。
憲法改正にも触れてある。
そのほとんどが同意できるものだったが氏は議員定数削減派である。
銀定数削減を唱える方々は少なくないが、私は削減反対派(その前は賛成派でしたけどね)
その理由は コチラ 4年以上前の文章は恥ずかしいな。
有権者の声を伝える者の数を減らして良いと思えない。
行政のチェックをする目線を減らして良いとも思えない。
「狭き門」にすることが精鋭が集まる担保になるだろうか?
「選挙に強い」政治家ばかりにならないだろうか?
失礼ながら不要だと思える政治家がいるならば落選させれば良いのだ。
この国は民主主義、政治家を選ぶは有権者。
国のレベルは国民のレベル。
政治のレベルは有権者のレベルですよ。
政治家の待遇が良すぎるならば、自ら身を切る姿勢を示すような人物を送り込めば良いのです。
いわゆる「政治家ズレ」していない国民目線には共感が持てるかも。法律家ならではの発言等もあります。
全て口語調なので週刊誌を読んでいるような感覚。これは口述筆記なんだろうか。
読みやすいといえば読みやすい。
しかし軽いといえば軽い。
迷走する麻生首相に寒中水泳を薦める書状(それも泳いでいる自分の写真付き)を送ったというエピソードの披露には「天然なのか?」と思ったり。
まあサインを貰う為に求めた本なんで・・・