質問って難しい

在宅ケアセミナーに参加。

私のほかにも市議会議員2名。
厚生委員会所属になったから、という事だった。
現場の声を委員会にも届けて欲しいですね。私もしかりですが。

総会後に年度初めということだからでしょうか、介護保険制度の概要説明。
細分化されている有料老人ホームは来年の定期改正で1本化されることになっています。

介護療養病床(いわゆる社会的入院)はすったもんだありましたが廃止まで6年となったようですし、在宅シフト=社会保障費抑制の流れは止められないのかも。

その後は介護相談員の報告。

無言介護等の話は弊社の会議でも取り上げてみよう。

その中で「デイサービスセンターの入浴介護中に見守り介護員が居なくなる」という話があった。

デイサービス、その他も含めて運営人員基準は低いと思う。

最低ラインは15名に介護職員1、看護職員1、相談員1の計3名。
この人員体制で運営すれば、見守り職員まで手が回らない、というのが事業者としての実感。
ウチも含めて、殆どの事業者が基準以上の人員を投入して運営しているのが現状だと思う。

介護職員の不足は言うに及ばず、人員を確保するためには人件費がかかる、その財源も必要だ。

グループホーム等の火災事故で夜勤体制の問題がクローズアップされたが、防火設備制限やその設置補助等で立ち消えてしまったような感がある。

ケアハウス(ウチね)の夜間体制は50人の入居者に対して1人、という体制は何ら変わることはない。
火事を出してはいけないのだが、出たらどうしようもない、というのが実感としてある。

利用者リスクが提言されるためには、人員基準のプラス改正、それに伴う人件費財源確保の為の保険点数プラス改正、パンパワー不足解消の為の人材マッチング・・・等々、制度改正が必要だし、その為には有権者の声、それに答える政治が動かなければならない。

そんなこんなで気になったので

「人員基準を満たして運営しているのか確認されたか?」

と質問。リスク低減の為に制度改正が必要ですよね、という落とし所を目論んでいたのだが、

「確認してません。スイマセン」

と謝られてしまった。

謝られてしまったので面喰ってしまい、制度改正云々の話まで出来ずに着席した。
何やら責めてしまったようになってしまった。

その後は
「相談業務は監査業務ではなく、市民目線で情報が入るので重要」
「制度改正も考えなければ」
と他の方が続けてくれたのでホッとしたのですが・・

終了後に誤解されていたら・・・と思いサシで話そうとしたのですが、すでに退席されていたのでお話しできず。

質問は難しい。

相手の答弁によっては想定していたキャッチボールが出来なくなることもある。
私の柔軟性の無さによるところも大きいのですが。

スキルを上げるにはまずは経験が必要か。

初の本会議、六月議会の一般質問には手を上げようと思います。

その後は同友会例会で諫早へ。
戻って某会へ合流。

忙しい夜でした。

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