日本の大問題が面白いほど解ける本

日本の大問題が面白いほど解ける本
シンプル・ロジカルに考える 

高橋洋一

さらば財務省を読んでファンになった。
小泉・竹中構造改革(とよばれる)改革チームの懐刀。
埋蔵金の暴露や郵政と財投にかかる利権構造を知らしめたことで有名です。

「魔がさした」としか言い様がないバカな事件(陰謀説もありましたね)を起したが、完全復活。精力的に執筆されている。「みんなの党」の政策立案にも係わっているようだ。

前半はスラスラと読みやすい。
コスト&ベネフィットの関係で公共工事、八つ場ダムの話に例えて、レベニュー債の導入を提案するあたりはスッキリと分かりやすい。

後半は経済の話になってくると、馴染めないところもあるかもしれない。
しかしマック指数を用いて分かりやすく説明しようとする姿勢が○
経済用語初心者、って方も2~3回読み返せば分かるのではないでしょうか。
税制、特に負の所得税と給付付税額控除制度のくだりは本当に分かりやすい。ここだけでも読む価値あり。
というか郵政改革の次はこの政策を実現したいのかな、なんて思ったり。

マイルドなインフレを推奨するいわゆるリフレ派であり、出来る限り数字で考え、先進国を参考にする。
財政破綻を避ける為には大増税ではなく、成長戦略による名目4%の経済成長と2%の消費税増税で済むと主張する。

しかし、その成長戦略はリバタリアズムに基づくもの=政府が口や手を出さない、でありが社会の隅々まで官僚や行政の力が及んでいるこの国では実現は難しいのではと思う。

次の衆院解散では消費税増税が争点になるのは間違いないだろう。
もっと国民生活が苦しくならなければ、大改革は萌芽しないのではないか。

氏はフリードマンなどのリバタリアズムに貫かれているようにも見られるが、国民がどのような社会を望むかによって様々な回答を導き出される、というスタンス。

こんな優秀な方が政治家になってくれれば・・・といつも思うが、政策力と選挙を戦う力は別物だ。
あくまでも政治の未来を決めるのは有権者、選挙というリスクを背負わない(とみえる)ので官僚という姿勢くささを感じるかもしれない。

国民が望むのは夜警国家なのか大きな政府なのか。

今のアメリカみたいに・・・

ならないような気がします。

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