ある先輩の真似事からはじめたスタッフ個別面談。
今までは勤務条件が変わった時に通知書を発行するだけだったのだが、この時期にパートさんも含む全スタッフと面談する。
会社の勤務条件を改めて説明し「今年度も宜しくお願いします」とお願いする。
ここ数年は良い話はしたことが無いので辛い時間だった。
だが経営者が暗い顔をしていても何も生まれない。
みんなで頑張ろうね!とカラ元気で声をかけるばかりだったが、今年は若干好転の兆しが見えてきた。
まだまだ先輩のように何時間にもわたる人生相談になったりはしていないが、ポツポツと話をしてくれるスタッフもいる。
子育てのこと、業務体制のこと、ヘビーな時間だがいろんな気付きがある。
今日は予期せぬ涙を見た。
私の課した課題がプレッシャーになって苦しくて悩んでいたという。
まったく予期していなかった。プレッシャーを掛けるつもりなど毛頭無かった。
新しい事で新しい価値を生み出そうということで思いついた事。
これまでも社内・外の研修はやっていたのだが、これからセクションごとに研修をしてそれをブログで発表・発信しようという試み。
利用者様へのサービスには直接関係が無い付加価値の部分だ。
私は「まずはチャレンジ!」という気軽なノリだったのだが、彼女はこの課題に相当悩んだという。
悩みの原因を聞きながら、どんな小さな一歩でもいいから踏み出してみよう、と説いた。
やってみなけりゃわからない。
出来なきゃやり方を変えればよい。
出来るまでやりつづける。時間が掛かってもかまわない。
完璧なものなどいないし、求めてもいない。
貴方なりのやり方で良い。
やってみます・・・と言ってくれて嬉しかったです。
トカゲも日向ぼっこ
春は新しいチャレンジに良い季節です。