大義は何処にあるのか

ブーツの底が磨り減っていたので張り替えて貰いました。
新品みたいになって嬉しいです。

さて評議員会に出席してきました。議案は人事、事業計画、予算。
今回も日当は社協に寄付。

全体の予算規模が拡大していました。

簡単に言えば補助金が増えて、その分パートタイマーを雇うという予算。
本部人件費についても1名分ぐらい?の増加はありましたがちょっと良くわかりませんでした。出向でしょうか?

「恒常的にこの予算が確保できる=市の財源が確保できるのか?」

という質問をしましたが、一時的なものになるだろうという回答。
だからパートタイマーなんですね。

緊急雇用対策といえば聞こえは良いが、所詮限定的な数人の雇用が生まれるだけ。
そこでなんらかのサービスを創出したとしても提供期間が限られている。
やらないよりマシ、という主張もあるでしょうが、何でもやれば良いとものでもないでしょう。そこに効率性や永続性の観点はあるのでしょうか?

社協は市から独立した法人ですが、公共性が高い存在で永続性を第一に考えるべき。
政治に翻弄され一番の煽りを食うのは社会的弱者である利用者です。
尚且つ基金も取り崩す予算。

財政健全化との掛け声とは完全に相反。

言葉は慎重に選びましたが「選挙前のバラマキ予算は止めて頂きたい」という事を発言してきました。
福祉関係に係わらず国からの補助金目当ての大型事業も計画されているようですね。

これらを含む新年度予算は市議会が承認しました。

一部修正等もあったようですがこのバラマキ予算を市民の代表として「承認した」ということです。

「承認するしかない」という事情もあるでしょう。
否決すれば行政の停滞=市民サービスの低下・混乱を招く恐れがある、という主張は理解できる。

しかし是認したということは現市政を追認したということ。

そこに大義はありません。

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