お一人様で観て来ました。
「アース」「ディープ・ブルー」系統の映画は大好きですが、この作品はちょっと政治的なメッセージが強いかも。
自然界の弱肉強食はバランスが保たれている、という事に異論はありません。
生まれたばかりのカメが次々に鳥についばまれるシーンではそんな説明が入ります。
しかし人間のなすことには警鐘メッセージだけ、というのはステレオタイプ過ぎやしないかな。
鯨やイルカ、フカヒレ漁の映像が本当に必要だったのかな?と考えてしまいました。
野生動物の狩も人間の狩も本質的には同じ地球上の営みという観点で見れる人は少数派なのでは。
シーシェパードが話題になっているだけに構えてしまう人もいるでしょうし、アジア蔑視的なイメージを受けます。フランスだって漁はやるんだろうし、ポリネシアで核実験やってた事を忘れて欲しくないですね。オーシャンズだけに水掛け論ってか。
そんな映画は競艇協賛事業でした(トホホ)
まあ、安易な保護主義に陥らないようにご注意です。
あ、映像は素晴らしいですよ。
ありがちな映像ですが、この手の映画はこれが王道。
良く撮れていると思います。
政治的には考えないで見るのがベストかも。
ダイビングに行きたくなりますねえ。