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委員会最終の採決日、総務委員会は異例の展開。

職員定数条例の採決で人事課を三たび呼び出すことになりました。

 

というのも午前中、所属会派の意見調整で

「職員定数25名増の根拠が不透明。修正議案を提出すべし」となったのです。

 

民主主義は多数決。

友好会派の賛成と委員長職権を鑑みれば修正案を可決できます。

おそらく本会議も。

 

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しかし、本当にそれで良いのだろうか。

私は以前、係わった修正議案を否決されるという苦い経験が何度かあります。

最終的には議員の多数決です。しかし、修正案を突きつけられる行政にも言い分はあるでしょう。

今一度議論を尽くしたほうが良いと考えました。

 

 

議論が集中したのは「定数」そのもの。

 

1名が40年間勤務するとすれば、約2億円の人件費を確定する事になります。

一体何人が必要なのか。

今後の行政需要の動向は。

こまめに定数改正ができないのか。

市長が考えている機構改革の動向は・・・

 

通常、委員会採決日には各議員が所属会派の意見を集約し、採決態度を決めて臨みますのでセレモニー的な要素が強いのです。

しかし、休憩という名の議論を繰り返し、人事課を何度も呼び出してのロングラン審議となりました。

 

結果、修正議案「25名→7名」の定数を「25名→14名」に再度修正し、委員会全員一致で可決。

 

当初は「修正は必要ない、人員増減に関する報告があれば原案を認める」

という立場だった議員も議論に議論を重ね、修正案の修正に「会派の総意とは言えないが・・・」という条件付きで賛同を頂きました。

これで定数条例改正は総務委員会の総意となったのです。

 

行政や議員同士で議論を尽くす事によって今後の人員管理の在り方についても見識を深められた。

委員長冥利に尽きるとはこのことです。

事前の資料提出から数々の資料追加要請、度々の呼び出し、深夜までの作業。本当にお疲れ様でした、感謝。

 

 

憲法改正についての請願についても議論に。

採決では3対3の可否同数。

 

よって委員長=私に委ねられました。

 

国民主権や平和主義、人権の尊重や言論の自由はこれからもずっと堅持すべきものです。

しかし、だからといって現行憲法を墨守すべきとも思いません。

 

現行憲法は非常事態条項、環境権他の未整備など、現代に対応できていない部分が多くあります。

そしてマッカーサーに「日本人は12歳」と言わしめた戦後を鑑みれば、国民の手でつくりあげた憲法とは言えない経緯も。

思考停止するのではなく、国民の手で国民の為の憲法について考えることが必要だと思います。

 

よって委員長職権により「採択」としました。

 

今後は本会議で採択されれば議長名で内閣総理大臣他に意見書を送付する事になります。

文例には齟齬もあるので少々修正して提出し、賛否を問います。

そもそも地方議会の範疇を超えている意見書ではあるのですが・・・

 

ともかく職権採択は初の体験でした。

可否同数の議案を決する権限。真摯に向き合わなければと思います。

 

他の委員会では、議案撤回や継続審議も。

本会議ではどうなるか。

 

十二月議会は波高し。

最終本会議は十八日です。