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21世紀の資本 トマ・ピケティ

長らく積読でしたがやっと読了しました。

言わずと知れた r>g の不等式。700ページの大著です。

富めるものは益々富み、資本主義は格差を拡大する、という事を300年分のデータから証明。

中盤はそのデータ分析がこれでもかこれでもかとお腹一杯です。

なかなか頭に入ってこなくて、一寸読んではすぐ戻り、亀の歩みの繰り返しでした。

ちなみに二度の世界大戦が格差を縮小させたというデータは興味深かった。

 

後半は世界的に資本課税を強化せよ、という主張なんですが、実現はかなり難しいでしょうね。

政府の権限を拡大し、預金してるだけで毎年税金を取られる政策って無理っぽい。共産主義的な思想が垣間見えるような。

 

ともかく話題になったのは確かな論説です。

今後、所得格差を論じるならば重要な論拠の一つとなることは確実。

しかし、数字がお好きな方にしかお勧めできません(笑)