市議会時代に制度を提案した 福祉介護避難所のこと
その2です。
この制度は福祉総務課と安全対策課が所管。
現況の確認にいってきました。
平成25年の3月に 開設・運営指針 と 開設・運営の手引き が策定されました。
手引き書には災害想定のくだりもあり、完成度は高いという印象。
しかし、策定後は、
指定施設に緊急時用の段ボールベッドを1施設1台、
意識啓発用のぼりを配布したのみでその後の運用訓練や見直しはなされていない、とのこと。
また、指定されている施設の受け入れ訓練等の実施は報告されていない、との事でした。
策定から5年が経過しており高齢者や障がい者関係施設も増えています。
指定施設の更新は勿論ですが、当事者からは制度の課題を指摘されています。
動画でご覧いただくと分かりやすいかも。
7分ごろからです。
この制度が実際に運用される(=災害が発生する)ことがないにこしたことはありません。
しかし、天変地異が散発する昨今、大村に災害が発生していないのはたまたまラッキーだったと考えるべきでしょう。
「そなえよ常に」の精神であたらなければなりません。
当事者にさえ知られていないこの制度、先ずは周知と見直しから、というところでしょうか。
また、所管課は想定訓練だけではなく、実際に運用された前例(=被災地)
を調査することが最も効果的だと話していました。
是非、担当職員を派遣して頂きたいものです。
このような活動をしていると、現職であればもっと…
そんなもどかしい思いばかりです。
頑張らなきゃな。