神奈川県鎌倉市「クラウドファンディングによる観光施設整備事業」

鎌倉を訪れました。人口は17.3万。

一般会計598億、財政力は1.03で不交付団体。羨ましい。

国宝から市指定まで文化財が600点。関東屈指の歴史都市でもあります。

言わずと知れた観光地でありまして、年間2128万人。駅前にも賑わいがありました。

鎌倉ブランドイメージが高く、全国の魅力度ランキングで例年ベストテン入り。

特に力を入れているワケでもありませんが、メディアが勝手に取り上げてくれているとのこと。

ただ都心からの日帰りが多く、なかなかお金が落ちないのも悩み。交通渋滞も酷いとか。

案内板やトイレ等、様々な観光施設の整備を行っていますが、収入確保策として先ずはネーミングライツ。

鎌倉の海水浴場の開設・運営経費は約6000万。

ネーミングライツを10年間募集したところ、鳩サブレの豊島屋が年間1200万で落札

動機は「地元の海岸に変な名前をつけられたくなかった」そうです。

男前。お土産に決定。

実際に東京の大企業からも1000万越えの応募もあったとか。

クラウドファンディングは(一財)ジャスト・ギビング・ジャパンからの提案で着手。

IPSの山中教授やエベレスト登山の三浦雄一郎氏が資金を募った日本最大のクラウドファンディングサイトです。

100万円を目標額に市内10か所に観光ルート案内板を新設する「かまくら想いプロジェクト」を立ち上げたところ、22日であっさり達成。

寄付者のリターンは案内板には寄付者の名前の銘板が取り付けられるとのこと。

「鎌倉市のまちづくりに貢献できる喜び」

「鎌倉が大好き」

そんな鎌倉ファンの育成にもつながっているとか。

花火大会のクラウドファンディングにも取り組んでおり1000万を集めたとか。

 

課題としては、他の自治体もクラウドファンディングに取り組むようになり、新鮮味がなく寄付額も減少傾向だとか。

今後は「幕末・維新」をテーマに知られざる鎌倉を紹介する案内板を新設するとか。

 

ふるさと納税との根本的な違いやトラブル、設定金額等も先進地ならではのレクチャーを頂きました。

フォーマルな報告書は他の議員が担当します。

 

 

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