嬉しいメールを頂きました。
二年ほど前、心にハンディがある方の保護者からご相談を頂いたことがありました。
その方の就職が決まったのです。
御親族の喜びようはいかばかりか。
私も自分の事ように嬉しい。
私は何度か自宅にお邪魔して話を聞き、一緒にあちこち周っただけ。
高齢福祉は現場で働いていましたのである程度は理解できるのですが、精神関係は正直なところ全くの素人です。
私にできる事は少ないだろうなと思いつつ「寄り添う」という事を大事にしようと思い、一緒にランチしたりハローワークを回ったり。
予想通りなんの結果も残せませんでした。
自分の無力さを痛感。
障がい者雇用を促進する自立支援協議会に席を頂いたのもその頃です。
暫く時間が過ぎて、偶然再開。
少しづつ社会に溶け込んでいく途中のようで「また会おうね」と分かれたのが昨年の4月。
そして新年早々、嬉しい知らせが届いたのです。
この吉報は本人とご家族で掴み取られたものかと思います。
ハンディが意識されない社会=ノーマライゼーションを体現するのは当事者なんだなあ、と改めて再認識。
同時に障がい者雇用における政治の役割を痛感しました。
「政治は弱者の為にある」
そんな言葉が心に突き刺さるメールでした。
今般、市議会で障がい者雇用について、全議員の時間を頂く事になりました。
しっかり準備しなくては。
町内会では鬼火たきの準備に汗を流しました。
週末は鬼火たきや餅つき、成人式と忙しくなりそうです。