ながさき新産業創造特別委員会視察

長崎県議会は本年度、下記の3特別委員会を設置しています。

・離島・半島地域振興特別委員会
・観光・IR・新幹線対策特別委員会
・ながさき新産業創造特別委員会

これらの委員会は、特定の議案の審査や事件の調査のために、本会議の議決で設置される臨時の委員会で、議案の審査や事件の調査が終った時に、本会議の議決で消滅します。

私は常任委員会では総務委員長を務めていますが、ながさき新産業創造特別委員会では1委員なので運営を考えなくてすみます。
ある意味リラックスして委員会に臨めます。
先ずは大村の鈴田にてスマート農業に取り組むいちご農家さんにお邪魔しました。

長崎県が独自に開発したシステムを導入し、ハウス管理をスマートフォンで行われています。

農業政策についてもご注文を頂きました。新規就農支援は充実してきたが、親元就農についてはまだまだ努力が必要です。
皆様の声を実現できるように努します。

続いて佐世保へ。
移住政策を学びました。
4市5町で構成される西九州させぼ広域都市圏のワーケーションメニューには興味深々。
既に観光業はアフターコロナの局面。
インバウンドを捕まえつつ、観光県長崎の魅力を活かせる取り組みを加速しなければなりません。

翌日は松浦市へ。スマート水産業についての視察です。
松浦市の双日ツナファーム様ではクロマグロの養殖・販売事業を行われています。
長崎県の養殖マグロの出荷数は年間約7100トン。2位の鹿児島3300トンを大きく引き離して全国1位。
昨今は乱獲による漁業資源の枯渇等が取り沙汰されています。

食糧の安全保障、安定供給を確かになものにするためにスマート水産業に取り組まれています。
生簀に設置されたセンサーによりデータを収集、これまで漁師のカンや経験に頼っていた部分をIoTとAIの活用により、給餌の最適化などに取り組まれています。

続いて長崎空港へ。

チョープロ様が取り組まれている太陽光発電「SOL de 箕島」を視察しました。
再生エネルギー事業は過渡期を迎えています。
FIT法により一気にソーラーパネル設置事業が拡大しましたが、単価や設備の寿命が新たな課題。

新電力事業者の撤退も相次ぎ、新たな展開が求められます。

長崎の空の玄関を「再生エネルギーの島」にする取り組み等は面白そう。

まだまだアイディアの段階ですが、調査研究を続けていきたいと思います。

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