全員協議会が開催、新たな市政70周年記念事業が発表されました。
まずはドリーム・ベースボールが開催。日本プロ野球OBクラブ、元プロ野球選手との親善試合や野球教室が開催、8月11、12日予定。金田正一選手など13名が来訪です。
そして囲碁の7大タイトルの一つ、天元戦が開催されます。井山裕太天元が来訪されます。11月28、29日予定です。
ただ色々と日程がかぶりそう。市民ミュージカル「光る海」ともかぶっているという指摘もありました。調整が必要です。
予算は併せて360万円程度、入場料は無料です。
行政視察の報告がありました。
総務、厚生、経済文教、建設環境、広報委員会、会派それぞれからの報告。
人事評価制度を賞与に反映させている所や、議会のネット配信、ICT化を進めている先進地自治体の報告に関心を持ちました。
さて、災害廃棄物の勉強会、震災ガレキ受け入れの件です。
市の現状として受け入れはかなり難しいようです。
・現在の施設では焼却量に余裕がありません。というのも現在、焼却炉の設備更新を行っているからです。これは26年度まで続きます。
・仮に炉の補修をストップさせても、ガレキの焼却熱量の関係から単独では焼却ができず市内のごみと混ぜて燃やす事になりますが、それではセシウム等が除去できる設備がありません。
・市外から持ち込まれたゴミを焼却した後に出る焼却灰を埋め立てる場所がありません。市内の最終処分場は数年後に一杯になります。既に次の埋め立て地はほぼ確定されていますが、そこは「市内ゴミの焼却灰のみ」という条件となります。
他にも色々と説明がありましたが、現状の市内のみで処理するのは不可能、という事です。
これがトラック一杯分の受け入れならどうなのか?
大村市で焼却した灰を市外に持ち込めるとすればどうなのか?
そもそも、処理が進んでいる現時点で受け入れることが合理的なのか?
結果はでていませんが、近々に大村市としての結論を出す、という事でした。
この国難に何かしら協力したい、という市長の思いには全く異論がありません。
ただ、大村市は震災ガレキ受け入れとは別の方法で被災地支援をする事がベターでしょうね。
ちなみに県内で震災ガレキの焼却処理ができる設備を備えているのは長崎市と佐世保市のみ、ということでした。