選挙が終われば政治の季節がやってきます。
その表れの一つ、7日で会派結成届が締め切られました。
おのずと 議会のパワーバランス が見えてきます。
一期目は伊川議員、村崎議員とともに結成した新会派「おおむら未来の会」にて活動をしてきましたが、今回「みらいの風」を新結成、議会の最大会派となりました。
詳しい経緯は報告会にてお知らせしますが、この会派名にも表れています。
議会は追認機関ではなく、無責任な批判者でもない。
市民からの付託と信頼を背負った議員が行政と対峙する合意形成機関。
時には「待った」をかける事もあり、歩調を合わせることもある。
そんな議会のレーゾンデルトル、存在意義を念頭に置きながら数々の採決に臨んできました。
新会派も「是々非々」で議論していくことを確認。そんな輪が広がることは非常に嬉しいです。
政治の季節が一区切りするのは13日の臨時議会。
議長選挙が行われ、副議長や常任委員会の委員長など、所謂「ポスト」が決まります。
複数の市民から「トップ当選した人が議長になるんでしょう?」
とお尋ね頂いたことがありますが、それは勘違い。
議長は議員が投票で選びます。
市長をトップとする執行機関と対峙する機関、議会の長を選ぶわけです。
決して順番で選ばれる名誉職ではありません。
テレビやラジオでは議会の進行係としか映らないかもしれませんが、議会の前は先ず議長に説明があります。様々な会議会合に出世するのも議長が一番多く、全議員の代表でもあります。
加えて議会をコントロールする議会運営委員会を議長要請で招集します。求められるのは人格、見識、説得力、経験、胆力・・・上げ始めればきりがない。
議会が認めなければ市政はストップします。
二元代表制である以上、「市長と伍する」とされるポジション。ですからだれでも良い、という訳ではありません。追認機関の長であれば、我々の存在意義にも係ってくるでしょう。
13日の議長選挙は公開です。
調整がつくのか、それともガチンコ勝負か。
ギリギリまで調整が繰り返されることになります。
無論それ以外のポストも議員の投票です。
民主主義は多数決、数は力。
政治の季節が熱を帯びます。