インターンレポート③令和2年2月議会 廣瀬亮太さん

2か月間と短い期間ではあったが、私はこの議員インターンシップに参加してまず議員に対して誤解をしていたと感じた。

私の議員に対するイメージは始め、いいものではなかった。

それはいつも議員の情報を得るのはテレビやネットで見るニュースであり、取り上げられる題材は不正を行ったことばかりだからだ。

しかし、議員の活動についてみると、毎日のように県庁で誰かと打ち合わせであったり、会議のためにあらゆる分野の資料を読みこんだりと想像以上に大変な仕事であると実感した。

またこのような仕事をやっていく原動力は、自分たちの国や町をどのようによりよくしていきたいのか明確な目標や信念があり、そのために日々奮闘しており、いつも自分自身のことで精一杯でありまた、いつも政治のそのようなニュースを見ていつも議員に対して不満を持ち、良い面を知ろうとしてこなかった自分が少し恥ずかしくも感じた。

また私はこのインターンシップで投票に対する見方が変わった。

今までどの議員さんを見てもどの議員がどんな人か分からずに所属している党で投票をしていたが、様々な議会を傍聴する中で、こんな人にはあまり投票したくないなと思ったり、逆にこの人には投票したいなと自分なりの考えができた。

それこそ投票する人全員が一度でも議会を傍聴すると投票率はあがるのではないかと思った。

また目上の人に対しての関わり方も学ぶことが出来た。

それは例えば、相手に失礼のないように会う前にその人がどんな人であるかを調べてくることや、どのような話題が合うのかを考えてくることなどだ。しかし疑問に思ったこともある。

それは議会の時であったが、議員の多数決で物事を決める場面があり、その投票の時だけ途中退席をして投票に参加しないという議員が多数いた。

これは後で話を聞いてみると、議員自身の立場と考えの違いなどからそうすることで投票を回避する一つの手段ということらしいが、市民という大勢の代表として選ばれた人たちが、自分の意思をはっきりとしないということはおおげさかもしないが、投票した人たちに失礼ではないかと思う。

どんな立場であれ賛成か反対か自身の意見を伝えるべきであると思った。

最後に、このインターンシップを受け入れてくださった北村貴寿さん、古泉典彦さん、野島進吾さん貴重な体験を本当にありがとうございました。

長崎大学 廣瀬亮太

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