ボランティメント@シーグラスビーチ

何かと話題のシーグラスビーチ@空港入口

当初は 陶器を破砕してできる再生砂を敷き詰める、という浅場造成事業でありました。

砂浜を再生させることによって二枚貝の生息数を増やすなど、水質改善が狙いです。

 

しかし陶器砂の原料不足からガラス砂に変更。

これがインスタ映えするってんで、瓢箪から駒バズり

(何のこっちゃ)

ただ、大村湾は超閉鎖性海域。

富栄養化しており時折アオサ類が大量発生。

それが腐って悪臭発生。

これまでも行政が撤去を繰り返してしてきました。

今回もシーグラスビーチに大量に打ち上げられ、芳しいかおりを放っています。

そこで、インスタ映えしないから?アオサを撤去しよう!

というフェイスブックで「#ボランティメント」なる呼びかけが。

楽しそうなので参加してきました。

かなりの量にビビりましたが、楽しみながらやりましょう、ということで。

テントを張って、音楽かけて。

海風に吹かれながらの作業は楽しいです。

おやつも充実

取れたてのはちみつ。美味しかった~。

素敵な写真も頂きました。

街頭活動中よりいい笑顔だという指摘が(笑)

沢山撤去できました。

しかし5分の1程度でしょうか。

人力であの量を完全撤去はちょっと厳しいですね。

ただ、当初の楽しみながらやろう!という目的は初志貫徹されたかと。

私もとても楽しかった。素敵な笑顔&運動です。

 

そもそも論になりますが、湾内の水質を改善しないとアオサの発生は抑えられません。

市議時代に幾度となく勉強させて頂きましたが、

行政の守備範囲は湾内に流れ込む生活排水の水質改善が第一かと。

浄水場の高度処理化を進めなければなりませんが、周辺自治体の協力と財源が不可欠。

(大村市は既に高度処理)

これは政治と行政の守備簡易です。

 

市民運動としては各団体に呼び掛ける湾岸清掃が定期的に開催されています。

ただ、それだけに参加者は「いつもの面々」であることは否めません。

今回の「ボランティメント」はそのへんに引っ掛からない繋がりかと。

SNSが生み出した、広がりと可能性を感じさせるイベントでありました。

皆様お疲れ様でした。

 

 

 

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