リメンバー・パールハーバー

以前からクリニックスタッフに

「目標達成したら社員旅行はハワイだ!」

とハッパをかけておりましたら程なく達成。

綸言汗の如しであります。

なので初ハワイ。

 

スタッフはそれぞれ楽しんでいたようです。

私は行きたいところがありました。

パールハーバーです。

 

「アリゾナの涙」

日本軍によって1,102名の兵士と共に沈められた戦艦アリゾナ

77年が経つ現在でも重油が海面に浮き上がってきています。

 

アリゾナと記念館の模型。

沈没したアリゾナを跨ぐように作られた記念館には

散華した兵士の名前が刻まれています。

退役した戦艦ミズーリ。

アリゾナと向い合せに停泊しています。

ガイドは日系人でした。

 

アリゾナの涙、ミズーリでの降伏。

自分の目で見たかった念願が叶いました。

分かっていたことですが

「歴史は勝者が描く」という事を再確認。

日本は敗戦し、占領されたのです。

JCグローバルトレーレニングスクールで訪れた嘉手納基地でも

米兵の威圧的な態度を感じました。

日本はアメリカに負けた。

そして、今も俺たちが守ってやっている。

そんな空気です。

 

日本は戦艦ミズーリの甲板で降伏文書に署名

その場所を示すモニュメントが埋め込まれています。

 

資料館も米側の視点で解説されています。

日本とナチスを同列に扱っていたりもします。

ただ、ハワイ先住民の文化を変えてしまったというところには少し好感を持ちました。

インディアンへの迫害もしかりですが、アメリカもまた覇権国家であったのです。

 

武人の精神を感じる展示もありました。

ミズーリは神風特攻隊による攻撃を受けています。

右舷後方、零戦が激突した後が凹んでいます。

 

零戦と特攻隊員はバラバラになり、ミズーリの甲板上に投げ出されました。

水兵がそのまま海に落とそうとしたところ、当時の艦長であったキャラハン大佐が静止。

こう言ったそうです。

 

「この日本のパイロットも、

諸君と同じく国家の為に命を投げ出して戦ったのだ。

敵兵でも死んだら敵ではない。

国家に命を捧げた勇士であり、

海軍式に水葬にすべきである」

 

特攻隊員を水葬した場所には水兵の足型が埋め込まれています。

ミズーリに日本の国旗があるわけもなく、アメリカの国旗を利用して旭日旗を作成。

特攻隊員を包んで手厚く葬られたとの事。

 

特攻は「統率の外道」

決して肯定はできません。

しかし、散華された祖先の上に、今日の日本が成り立っているのも事実です。

ミズーリ艦内には特攻隊の資料も。

遺書を拝読したのは久しぶりでした。

戦時の検閲もあり泣き言を書ける訳もありません。

また、敗戦の色が濃くなりつつあるときの精神状態がフラットだとは思えない。

必死前提の作戦などあってはならない。

 

しかし、家族や祖国への思い、

隊員の覚悟には胸をうたれます。

私たちが生まれ、働き、次の世代へと繋いでいこうとする日本

日本を守るため、命を懸けて戦った先人たちの思いに

私たちはどうこたえるべきなのか。

どの様な社会をつくるべきなのか。

 

貞子の千羽鶴にパールハーバーで出会えるとは意外でした。

もう少し原爆の事も説明して欲しいところ。

アメリカの軍事施設なので無理な注文でしょうか。

 

戦争は絶対悪です。

しかし無くならないのも事実。

平和を守り抜くために、思考を停止してはならないと思いました。

 

チャレンジデー@ダイヤモンドヘッド

軽く走ってきました。

 

ハワイは美しかった。

そしてホスピタリティにあふれています。

しかし、どこへ行っても日本人多し、日本語OK。

なんか日本の観光地にいるような。

 

そして、エコノミーに0歳児連れは…

修行でした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

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