村崎議員の古巣である㈱ベネッセコーポレーション。
進研ゼミが有名ですね。
センター試験に代わり2020年度からスタートするのが「大学入学共通テスト」
多摩市の教育総合研究所を訪れ、表題の研修を受けました。
「現在の小学生の65%はこれまで存在しなかった職業に就く」
キャシー・デビッドソン(デューク大学、教育学者)
「10~20年のうちになくなる職業は、全米702職種のうち47%」
マイケル・A・オズボーン(オックスフォード大学准教授)
そんな前提で教育政策を構築し「生きる力」を培わなければなりません。
学力観が変わり、教え方が変わり、入試が変わる。
学力観については、知識や技能の偏重から知識の活かし方、やりつづける力へ。
教え方については、一斉型、効率的な授業形態から主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)へ。
入試は知識を問う問題から、思考力・判断力・表現力を問う入試へ。
自治体の裁量も拡大し、どういう教育を目指すのか、という課題が生まれています。
OECD調査では、日本の子どもたちの学力は回復基調ですが、学習意欲については減退しています。
教員の多忙さも課題。勤務時間の統計を見ればブラック企業一歩手前。
ただ、教員の総合満足度は高いそう。
「子どもたちの為に」という意識に起因しているとか。
英語教育やICT教育の産官学連携事業も様々な事例をご紹介頂きました。
ICT教育によって生成されるデータと分析は、教育力向上に必要不可欠ですね。
フォーマルな報告は他の議員が担当します。