第17回市民と議会の集い「語ってみゅーか」を開催しました。
私の担当は司会進行、会場は松原地区と大村地区にお邪魔しました。
毎回様々なご意見やご要望を頂くわけですが、印象に残ったのが議員活動についてのご意見。
議員が多すぎるのでは?というご意見に、
私の持論
「大村市の法定定数は32議席。削減の声には32→28→25と既に答えている」
「議員は市民の代弁者。市政に市民の声を届ける窓口は多いほうが良い」
「議員定数を削れば、選挙に強いものだけが勝ち残り、議会の新陳代謝が進まない」
「報酬の話は別」
とお答えしました。
また、議員の資質テストをやったほうが良いのではないか?というご意見には
先輩議員が
「議員を選ぶのは市民。市民の選択がそのまま議員に反映される」
「もちろん議員も市民に選ばれるように研鑽を怠ってはいけない」
という回答。
色々な考え方がありますね、とご理解頂いた様子でした。
ちなみに報酬の話ですが、私の場合の明細は コチラ
初当選時に初めて頂いた明細書です。現在は28万ほどが手元に。
期末手当(=賞与、約年3.5ヶ月)が支給されます。
この中から、日々の政治活動費を捻出します。
毎日のようにご案内頂く会費制の会合はもちろん、冠婚葬祭は数知れず。
ちなみに大村市では政務活動費は会派支給ですので個人では使えません。(一人会派は別です)
そして4年に一度の選挙。
当然、落選する場合も有るわけですね。
かなりリスキーですから、働き盛りの子育て世代が専業議員、というインセンティブは、報酬だけでは難しいでしょう。
報酬を下げれば、議員に手を上げようとする人間は限られてくるでしょう。
しかし、報酬を上げれば、有能な人材が集まる、とも言えない。
議員になるには選挙に強い、という前提が必要になります
「選挙の強さ=能力の高さ」
とも言えない。
様々な課題がありますが、
「政治家は有権者の鏡」
これは真実だと思います。