12月議会で話題になったのは新市長のカラー
一般質問では「園田カラーが見えない、残念だ」という発言もありました。
新市長は初議会ながら早速反問権を行使されましたが(めったに行使しない)その内容は常識の範囲内ではなかったかと思います。
マニフェストは公約、としながらも「あくまで自分の考えを知って頂きたいという事、今後皆さんの意見を聞かせてほしい」という修正や変更に柔軟な側面も見せていたような。
市議から市長選挙まではラジカルな印象がある新市長でしたが、所謂安全運転という感触でした。
私の一般質問は市長マニフェスト全般についてでした。
数値目標などについては「議員と言う立場だったので明確には書けない」「数値目標が政策を縛る負の側面もある」という答弁。
私は数値目標や期限、財源、そして「痛み」を盛り込むのがマニフェストの理念だと思っています。ですからその実行を担保する権限がある首長選挙で使うものであったはず。
しかし、あまりにも全国的に都合の良い解釈が広がりすぎた。
私もこれまで様々な自治体のマニフェスト選挙に関わらせて頂きましたが、「達成して当然」な数値目標を掲げたものも。
「マニフェストは死んだ」と言っていいと思っています。
新市長のマニフェストにも市役所立替とバスターミナルの合築等、かなり不透明な部分もあります。
この部分をどうやって明確にしていくのか。市議会に課せられた課題と言ってもいいでしょう。
教育委員会の人事については新市長のカラーといっても良いでしょう。
二名の新しい委員が提案され、賛成多数で任命されました。
新教育委員
・大村市古町 佐古順子さん
・大村市松原本町 村川一恵さん
一名は任期満了での変更、一名は増員です。
来年三月には部局の人事も動くでしょう。
しっかり注視していきたいと思います。