三浦しをん
氏青東京大会のお供で読了。
たった十人、それも初心者含む急造チームで箱根駅伝に挑む若者たちの物語です。設定が無理、まるでファンタジーだなんて野暮な事は言いっこなし。美しい表現に引き込まれて一気に読めます。
丁寧な取材による緻密な構成と眩しい青春群像が素晴らしかった。お勧めの一冊です。
映画やアニメ、舞台にもなってるんですね。見てみたいです。
私もランナーのはしくれ。また走りはじめなきゃな。
“走ると言う行為は、1人で寂しく取り組むものだからこそ、本当の意味で誰かとつながり、結びつくだけの力を秘めている”