総務委員会調査

総務委員会の所管する関係機関等について調査を行いました。

・長崎県防災航空センター「防災ヘリの運行状況について」
県民の命を守る、と言う課題は県政の最重要課題です。
県民の安心安全のまちづくりを担う防災ヘリの運行について調査。離島を多く抱える本県の防災ヘリは、水上不時着を想定したエマージェンシーフロートを装備する珍しい機体です。
他県では墜落事故による殉職も発生。かなりシビアな整備点検が求められますが、点検中の出動は九州各県でサポートしあっています。

・ボートレース大村「大村市ボートレース企業局による地方財政的な貢献について」

総務委員会は行財政分野を所管していますので、ボートレース企業局の大村市への貢献、繰入について調査。これまでの繰入額は781億円。
直近では110億円が確定しています。
ボートレース発祥の地ながら一時は廃止も取りざたされていた状況からV字回復、そして売り上げ全国No.1への道のりは故・遠藤局長の手腕があってこそ。
11月25日にオープンするコミュニティーパークはスケートボードやボルダリング等が楽しめます。
オープンが待ち遠しいですね。グランプリを控えたお忙しい中、受け入れありがとうございました。

・長崎県消防学校「設備の現状について」

県民の安心安全を担う消防職員、消防団員を養成する消防学校。県央大村に位置し、近代消防人の育成を担います。
しかしその建物、設備は相当な老朽化が進んでいます。
一部では既に求められる検知機能を喪失している器具を使ったトレーニングがなされています。
先般の一般質問でも問題を指摘し、約1000万をかけて更新を行いましたが、まだまだ十分とはいえません。
県民の命を守る消防職員が古い教材で実習を行い、配置された現場では進化した設備で活動にあたっています。
そのズレの解消を行わなければなりません。
給食設備も40年が経とうとするものばかり。
同行した財政担当者に現場の声をしっかり聞いて頂きました。

・長崎県運転免許試験場「高齢者講習について」

本年の5月より高齢運転者の運転技能検査が義務化されました。
過去3年間に一定の交通違反歴のある75歳以上のドライバーが対象となります。
私を初め総務委員の皆さんに運転技能検査を受講して頂きました。
30年ぶりに試験場を走行しましたがド緊張。
市街地と勝手が違い、なかなか難しい試験です。

今回は体験でしたので合否は明らかにされませんでしたがちょっと不安。

高齢化が進み高齢ドライバーの事故が取り沙汰されています。
しかし大都市と違って車がなければ生活が難しい地方の現状をどう乗り越えていくのか。
団塊の世代が人口のボリュームゾーンですから受講者もかなりの数。

民間の講習施設も開設されました。
他方で自動運転など技術の進歩が急がれます。

・「長崎スタジアムシティの建設について」

建設が進む長崎スタジアムシティの建設現場にお邪魔しました。
総事業費800億円、2024年オープンです。
100年に一度と言われる長崎のまちづくり。そのアイコンとなる施設です。
サッカースタジアム、アリーナ、オフィスビル、ホテル、何をとっても県内では最高クラスの大プロジェクトです。

一つ心配なのは周辺の交通渋滞。
駐車場は1000台用意されていますが、この施設規模に対しては十分とは言えないとのこと。
車社会の長崎に変化をもたらすことができるか。
交通行政と連携した取り組みが求められます。

・福岡県総務部防災危機管理局「防災システム等について」

防災ホームページや震度情報ネットワークシステム、消防団の現状と取り組みついて調査しました。
福岡県の防災ホームページはスマホ対応は勿論、4カ国の外国語にも対応しています。
令和3年に改修するまでは長崎県のポータルサイトと同様な仕様、非常に視認性が低い状況でした。
コロナ関連の国庫支出金を充てて回収することができたとの事。
長崎県のサイトについては一般質問で何度も取り上げ、今年度2億4千万の予算を確保することができました。
来年度の運用開始を目指します。
リアルタイム危機管理情報サービス「Spectee Pro」はSNS上に投稿された情報をAI技術を使って解析、発信するサービス。
デマや誤情報にも対応しています。
DX系議員としては興味あり。更に研究してみたいと思います。

今回の調査で、総務委員会の所管分野で様々な知見を得ることができました。
これを糧に長崎県政の推進に更に努力します!

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