自然な信仰心

今年もお盆になりました。

そして戦後77年目の終戦の日を迎えます。日本武道館では全国戦没者追悼式が行われます。正午より1分間の黙祷をお願いいたします。

私は護国神社にて英霊の皆様に感謝と哀悼の誠を捧げつつ追悼をいたします。

 日本の平和は危うい軍事バランスの上に成り立っています。微力ながら憲法改正や防衛力の強化など平和を守るのための努力を続けます。

 私は初盆のお参りをしています。ご逝去された入居者様のご霊前に手を合わせていますが、ご親族様からは「皆さんには本当に良くして頂きました、ありがとうございました」という感謝の言葉を頂きます。

職員の皆さんの姿勢がご親族様にも伝わっているのだろうと思いますし、少しばかり誇らしく思います。そして、改めて「生活のとりで」を守る仕事の大切さに気付かされています。

お盆は仏教の行事でもありますが、日本人の文化であるといってもよいのではないでしょうか。故人のご遺徳を偲び、静かにご霊前に手を合わせる行為については何の違和感も持ちません。自然な信仰心、宗教心は必要なものだと思います。

 宗教といえば、最近の統一教会関連の報道の過熱ぶりには目に余るものがあります。信仰心につけ込んで寄付を強要するなど言語道断です。統一教会やその関連団体は自民や立憲、維新その他、ありとあらゆる政治家に接触してその名を活動に利用してきました。反社会的な活動を行う新興宗教は無くなるべきです。(ちなみに私は統一教会や関連団体との関係は一切ありません)

 そして、なんと安倍元総理を殺害した山上容疑者の減刑を求める署名運動をする方もあらわれました。
 彼は自民党政治の犠牲者だという荒唐無稽も甚だしいデタラメな主張です。山上容疑者の半生がどうだろうが、殺人は決して許されるものではありません。法の元に裁かれ、相応の罪を償うべきです。

 宗教や自然な信仰心は、人間社会の善と悪、やって良いことと悪いことを定義づけてくれる力を持っていると私は考えています。お盆は心静かに祈りたいものですね。

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