「首都感染」 高嶋哲夫

2010年刊行のクライシス小説。小説はあまり読みませんし、584ページのボリュームに慄きました。しかし、ホームページに私の推薦文 https://takatosi.net/profile を頂いている方からお勧めいただいた本ですので、読まないという選択肢はありません。
選挙も終わったのでなんとか読了。
中国で高い致死率と感染力をもったウイルスが発生、全世界にパンデミックを引き起こす。
世界人口の80%が感染し、12億5千万人が死亡するという設定。(ちなみに新型コロナは11月17日16時時点で511万5千2名が死亡)

日本は東京のロックダウンを行い、周りの自治体が首都の生活と医療を支える。世界の中でも感染者数、死亡者数を最低レベルに抑え込むことに成功するが、その影での医療従事者や政治家の苦悩や悲劇、葛藤が描かれている。

ウイルスは変異していくが、最後は日本が開発したワクチンと治療薬が世界を救う、という内容。
ロックダウンとなった首都の有り様は、現在のコロナ禍において散見された内容と酷似しており、予言の書のようです。明らかに違うのは毒性の低さでしょうか。
著者は未来の歴史を描く、と評されており、東日本大震災の6年前に「tunami」という作品を発表されています。
お勧め頂いたのはもう1冊あるので議会前に読みたいところです。
写真の説明はありません。
ワクチンに関するリソースについては、新型コロナウイルス感染症情報センターをご覧ください。
ワクチン情報を見る

 

あなた、岩崎 ひでお、堤 康博、他41人
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