毎年インターン生を受け入れています。
今回は長崎大学工学部 舟部 晶さんのレポートです。
今回2か月間議員インターンシップで活動させて頂き一番に思うことは、時間的に厳しく大変な事もあったが参加できて良かったということである。
最初の一か月はあまり活動に参加できず、実質的に活動できたのは九月中だけであった。しかしその一か月の中で一般質問や委員会の傍聴、ベイサイド大村への訪問等を行うことができ、その中で北村議員の人脈をお借りして、様々な方とお話をする機会を得ることが出来た。
議会の傍聴は今回初めて参加させて頂き、保健や土木、農林水産業等多岐にわたる分野に関して議論をされる様子を拝見した。テレビ越しで見る議会とは異なり、議員の方が要望を強く訴えかける姿に迫力を感じ、自分自身も議会に参加しているような錯覚を覚えた。
議会傍聴の終了後に、一般質問をされていた議員の方と対談し、議会傍聴中に抱いた疑問を問うことができた点も大変良い経験となった。
九月二十日のベイサイド大村への訪問では、施設長の坂口さんからお話を伺った。坂口さんの、これまで何度も苦悩や葛藤をされながらも今のベイサイド大村の施設長という役職に就くまでの経緯の中で、「自ら情報を発信していくこと」が重要であったというお話が大変心に残った。
私自身、他者に自分の思いをはっきりと述べることがあまり得意ではないが、坂口さんの言葉を自分に重ねてみて、周囲に発信していかなければ他者には伝わらず、周囲の支援があれば実現可能なこともただの願望で終わってしまうと強く感じた。
また、今回ベイサイド大村へ訪問できたことで、介護施設に対する印象が大きく変わった。私の中で介護施設とは、様々な諸事情を抱えた要介護者で、自分での生活が困難となったことで入所せざるを得なくなった方が住まわれている場所であるというイメージがあった。しかしベイサイド大村では、基本的に入居者の方は外出をされたり大浴場で入浴されたりと自由に過ごされており、施設というより集合住宅に近い印象を受けた。
インターンシップでの活動を通して特に身につけたいと考えていた、言葉遣いや礼儀・作法等の社会に出たときに必要なスキルも以前に比べ向上したと考える。今後同様にボランティアやインターンシップ等の活動を行う際に今回の学びを活かしていきたい。
また、今後選挙の投票等で政治に関わっていくと思うが、どの政策が最も良いか政治に興味関心を持ち、しっかりと自分の考えを投票という形で示していきたいと考える。