総務委員会は波高し

一般質問が終了し、委員会審議が始まりました。

審議のメインディッシュは補正予算と決算。そして安保法制反対の請願でした。

 

通常ならば委員会は所管する部局から提出されたものを先に審査します。

それが終了してから請願や陳情の審査に入り、最終的に委員会採決を行います。

九月議会の委員会採決は24日と言う日程です。

 

しかし、今回の安保反対請願について、国会参院の議決前に審査して欲しいとの要請が議員(共産党)からありました。

 

請願には紹介議員が必要で、この請願の紹介議員(民主党)は他の委員会に属しています。

請願審査を先にやるとなると、紹介議員は自分の所属委員会を抜けて来ることになります。

ですから、他の委員会審議がストップするか、本来その議員が行うべき審査を放棄する、という状況が生まれます。

決して好ましい状況とは言えません。

 

なのでそのような状況を最小限にする為、紹介議員の説明と質疑だけを初日の午後一番に行い、請願者には発言を求めない、という変則的審議をすることになりました。

 

しかし、6月議会でも同趣旨の請願は審査済みですし(本会議で否決)そもそも市議会の守備範囲を超えた請願であると考えています。

 

ただし少数意見も尊重するというのも民主主義です。しかし最後には決定しなければなりません。

その手法は有権者に選ばれた者による多数決。

それが民主主義の大原則です。

 

国会では押し合いへし合いが続いています。

少数意見が通らないからと言って、大声や妨害に訴えるのは民主主義への冒涜だと思います。

 

補正予算の審議についても審査中断がありました。

防災無線の配布先について議論が集中。現在の内容では審査を終了することができない、という意見で審査中断。

日を改めて再度資料を提出させ審査を再開することになりました。

先日の臨時議会(浜屋リニューアル契約議案)がフラッシュバック。

総務委員会は波高し、荒れ模様です・・・

誰だ委員長は(笑)

 

委員会最終日はマイナンバーと防災スピーカーの調査。

そして再び補正予算の審議です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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