県民の皆様には感染拡大防止にご協力を頂き、ありがとうございます。
しかし、残念ながら第5波の勢いはおさまらず、陽性者確認数は114名と過去最高数となりました。
よって、感染段階が「ステージ4」から「ステージ5」に引き上げられ、9月6日(月)まで、県下全域に県独自の緊急事態宣言が発令されました。
現在の特徴としては、20代以下の感染が全体の50%以上を占めています。
これは高齢者からスタートしたワクチン接種の効果が表れている証左でもあります。
病床使用率は48.8%、入院患者は重症者1名(80代)、中等・軽症が187名です。現段階においては長崎県は医療崩壊までには至っておりません。
資料10のように、典型的な感染ルートは、
県外で感染→実家で家族全員が感染→それぞれが飲食店、職場、学校などに感染を広げる、というものです。
「ワクチンを接種した=感染しない」ではありません。陽性者や濃厚接触者となれば、入院、療養には至らずとも、行動制限、調査、観察がなされます。対応する保健所のマンパワーは逼迫しております。
県外との不要不急の往来自粛、外出自粛、家族以外との会食自粛など、改めて徹底していただきますようお願いします。
また、飲食店の皆様には9月6日まで時短要請を延長させて頂きます(協力金は延長分も同様に支給されます)しかし、酒屋や代行業の皆様など、飲食関係業からは悲痛な声を頂いており、関係業種にも支援を広げるように当局に要請いたしました。
支援内容はこれから議論するところですが、一人でも多くの皆様が対象になるように議論を進めてまいります。
どうぞ今後とも感染対策に県民の皆様のご協力をお願いいたします。
記者会見資料はコチラから
「新型コロナウイルス感染症について」(県HP)