長崎県で骨髄移植支援制度が始まります

本日予算決算理事会、議会運営委員会にて、令和3年度当初予算案が示されました。

一般会計総額7486億円の内、新規事業として「骨髄等移植ドナーに対する支援制度の創設」が盛り込まれました。

議会の承認後、市町とタッグを組んで支援制度に取り組み、ドナーに最大14万円の補助を行います。

何というか、感無量です。

大村市議会議員時代に様々な仕事をさせて頂きました。
中でも思い入れがあるのは、骨髄移植ドナー支援制度を県内初導入した事です。導入までには紆余曲折。経緯については政治的な事もありました。

私自身も骨髄移植のドナーとなり、提供経験があります。

ドナー体験記「命のリレー」
骨髄移植はドナーが見つかっても、提供者の辞退が散見されます。
ドナーのリスクはゼロになりませんし、提供を強制する事はできません。

しかし、金銭的なハードルを下げ、善意の連鎖を作ることは政治の役割です。

県が取り組む事により、市町に支援制度の広がりが期待されます。今議会の一般質問でもしっかり質していきたいと思います。

当然ながら制度導入がゴールではありません。
これはあくまでもスタートであり、ゴールがあるとすれば、一人でも多くの血液難病患者の命が救われる事。
そして「自分以外の誰かの為に」という善意を連鎖させることです。

移植後の二次性免疫不全の支援など、まだまだ課題はあります。そして、この制度は国がやるべき制度だとも訴えてきました。

国が動かないなら、地方から国を動かす。
最後の手紙はまだ書けそうにありません。
ともかく嬉しい。
血液難病を取り巻く、関係者の皆様のこれまでのご尽力に心より御礼申し上げます。

感謝。

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