災害ボランティアで見えてきたもの

令和2年7月6日に警戒レベル5相当の「大雨特別警報」が発表され、1976年の観測開始以来最大となる24時間雨量384ミリを観測した「令和2年7月豪雨」

甚大な被害が県内各地で発生しました。

ここ大村市でも福重地区を中心に甚大な被害が発生しています。

県議会議員として被災地を視察し、国や県に復旧支援を要請しています。

しかし、私有地などへの被害は支援制度が当てはまらないケースも多く、苦慮しているのも事実。

 

皆さん口を揃えて「こんな被害は初めてだ」と仰います。

これまでに無い規模の災害ですから、現行の制度では対応できないものが多い。

ならば支援制度をアップデートする必要があると思います。

 

さて、土日を使って大村市社会福祉協議会が運営する、災害復旧支援ボランティアに行ってきました。

災害ボラに行ったのは東日本大震災以来ですから、9年ぶりです。

 

 

初日はJCが大量投入。がんばれ後輩諸君。

県内各地の社協からも応援が入っています。

 

 

聞けば「支援はもちろんですが、私たちの地域で災害が起こったときのシミュレーションにもなる」とのこと。

市内の事業所からは軽トラックなどの貸し出しが。

ありがたいことです。

 

 

初日にお邪魔したお宅は裏山から土砂が流れ込んで床上浸水した、とのこと。

 

流入した土砂のかき出しや被災ゴミの搬出に汗をかきました。

(撮影と発信は被災者の許可を頂いてます)

 

 

環境センターには相当な量が集まっていました。

色々と柔軟に対応していただき感謝です。

 

初日終了。

災害ボラ初体験で疲弊する事務所スタッフ。

お疲れ様でした。

 

 

二日目。使用前。

 

「4人」のシールは「自分の車出すから4人まで乗れるよ」という意味です。

朝のミーティングで派遣される場所が決まります。

初日のお宅の被災ゴミ搬出が途中で終わっていたので、同じところを希望。

すると中の人からもっとハードな現場があるからとそちらに回される。

私に選択の自由はない様です(笑)

 

こちらも凄まじい災害ゴミの量。

狭い道を人力で運び出します。

 

こちらのお宅は150cmほど浸水したとか。

これまでの思い出の品が沢山。

大村の歴史について、いろんなお話をお伺いすることができました。

 

 

使用後。

皆さんお疲れ様でした。

 

今回9年ぶりの災害ボランティア。開設期間中は、延べ356人の参加あったとのこと。

今回は地元と言う事もあり、色々な課題が見えてきました。

まず、支援対象の範囲についてです。

社協のボランティアは福祉的なもので、個人が対象となります。

今回は農地や事業所にも甚大な被害が発生しましたが、被災した田畑や設備で生計を立てている、という解釈をされており、社協ボランティアの派遣対象になりません。

現状は農家同士の独自のネットワークなどで復旧作業にあたられていました。

農家を支援したい、好きな会社を助けたい、という方々も少なからずいらっしゃるのですが、そういったボランティアのコーディネートを行う機関は無い様です(私が知らないだけかも)

また、お世話になった農家へのボランティアに行きたい、という農業学生もいらっしゃいました。

当初は安全面等から学校としては派遣できない、というスタンスでしたが所管と協議し「農業は自然との戦いでもあり、災害は学びにもなる」という考え方に軸足を置いて頂き、支援して頂くことになりました。

 

次に被災者から支援ニーズが届かないケースも多々ある、と言う事です。

たまたまお邪魔したお宅の裏山の崖が土砂崩れ。

支援を要請したのですか?と聞くと

「うちより大変なところは沢山ある。なんとか自分たちでどうにかする」

素晴らしい姿勢だと思います。

しかし、それでは疲弊していくのも事実です。

「支援が必要」という声を上げやすくする事も必要なのではないかと思いました。

また、冒頭にも書きましたが、現行の支援制度でカバーできないものが多い。

農業者は殆どが共済に加入していらっしゃいますが、その共済の適用範囲が狭く、カバーできない部分は手出し、という切実な声も頂きました。

 

国や県の支援策でカバーできない部分は、市町村の独自支援に期待するところでありますが、財源が豊かな自治体なんて一握りです。

(不交付団体は76団体/1724自治体)

国には自民党県連から、市へは自民党大村支部から災害支援を充実させる旨の要望をしています。

制度に沿った支援を行うのは行政の仕事ですが、

制度を作る、飛び越えるのは政治の仕事です。

県民の皆様から賜った付託と信頼に恥じぬよう、更に努力いたします!

 

 

 

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